Sakura Archives

競馬回顧 2020年2回新潟

サマースプリントシリーズ第3戦 第19回アイビスサマーダッシュ(GⅢ)

ジョーカナチャン

前後肢にバンテージ。数字は変わらないが、前走より上向き。シャープな造りで、トモにボリューム感も有った。気配が地味なのは何時も通り。スタート直後に外のイベリスと接触しているのだが、委細構わず気合の逃げ。勿論、出脚も速いのだが、それ以上に今日は何が何でもライオンボスを叩くという気迫が勝った。行き切ってしまえばライオンボスも人気を背負っている以上、無理は出来ず、400〜600mの地点で一瞬だけでも楽が出来たことが大きかった。最後はほぼ筒一杯だったが、それでも何とか逃げ粘って前走の雪辱を果たした。戦前はもっと外枠が欲しかったところだったが、それを気合でカバーした格好。ただ、対ライオンボスでデキの差も大きかった。 そもそも1200mで通用するとも思えず、年に1回のお祭りで頑張ったという程度の評価。

ライオンボス

2人曳き。前肢にバンテージ。この中間は攻め馬が軽いということで話題となっていたが、その割に-4kg。ただ、何となく造りが緩い気もしないでもない。好発。例に依って出脚も速いのだが、前述した様にジョーカナチャンが気合で行き切って、その2番手から。これはこれで良かったが、途中でラブカンプーにフタをされそうになり、そこをコジ開けるのに脚を使ったのと、追ってからフラついた分で届かなかった。何か一つ違っていただけで勝っていた競馬だが、最低でもデキは万全で出たかったところ。この馬にとっては年に1回の大目標だった筈で、GⅠに大本命馬が休み明けで出て来る時代なら尚更。

ビリーバー

後肢の送りが少し硬いが、如何にもスプリンターという造り。寸が詰まって良くも悪くも全体に厚ぼったい。ライオンボスの直ぐ内で枠の並びは恵まれていたが、ゲートが微妙に悪かった上に、出脚が違っており、序盤は中段辺りから。徐々に外へ寄せて行ったが、結果的に行くところが全て開いていた。最後は良く差を詰めており、惜しい3着。あまりに上手く行き過ぎて、評価が難しいところ。ただ、今日が直千初体験。ゲートがもう少しマトモになって、前に付けられる様になれば通用しそう。

メイショウカズヒメ

+14kg。休養前は腹が巻いており、馬体増は無条件で歓迎。ただ、もうちょっと張りが欲しいところ。ゲートをヨレながら出たが、何とか外のミキノドラマーは叩いて、ライオンボスの直後から。直千競馬は昨秋に走ってテンに付いて行けなかったが、枠が外になったことで道中の行き振りは悪くなかった。ただ、ライオンボスが少し待たされた関係で、この馬も待ち切れずに内へ切り替えるロスが有った。ジワジワだが、最後迄脚を使えており、これも適性は有りそう。

ダイメイプリンセス

2人曳き。暖かくなって毛ヅヤが良くなった。馬体は元々迫力の有るタイプで、歩様もスムーズ。気配も良かった。ゲートは出ているが、例に依って出脚は速い方ではなく、後方に近い位置。最初は外へ寄せていたが、前が塞がっており、これも内へ切り替える形。狭いところを割って来る脚も有った。届くか届かないかはあくまで展開次第で、今日は前残りだったが、この馬の脚は使っている。基本的に夏場は走る。