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競馬予想 2011年4回小倉・3回新潟5日目以降 (4回新潟)

第31回小倉2歳ステークス(GⅢ)

前走京都戦は終始抑えたままで押し切ったエピセアローム。新馬の阪神戦は外へ逃げて競馬にならなかったが、これが一度で直ったのは大きい。初の1200mは課題になるが、外枠引いて頭数少なくなったのも好材料。

相手はマコトリヴァーサル。着差は確かに圧勝だったが、脚勢に余裕がない様にも見えた。追っての味に課題が有りそう。この外枠でハナ迄は難しそうな組み合わせ。ボロが出る危険は高い。

未勝利上がりながら勝ち振りはアイラブリリ。とはいえ、新馬戦は少し4角で窮屈な場面。スムーズに運べた前走が本来の姿だろう。その前走、2番手から差して勝った点もこういう場面で活きて来る筈。

穴が九州産でもテイエムハエンカゼ。前走は折角好発切ったのに控えて行きたがってとチグハグな競馬。スムーズな圧勝迄有った。今年は一般馬が手薄な組み合わせだけに、要警戒。

馬単
10=11 10=7 10=8

サマー2000シリーズ第5戦 第46回農林水産省賞典新潟記念(GⅢ)

前走中山戦は伸び切れなかったオペラブラーボだが、馬場の悪い最内へ突っ込んでしまった影響が大。8着でも悪い内容ではなかった。元々がジワジワ脚を使う広いコース向きの馬。一昨年にも新潟で重賞3着だったが、今にして思えばアーネストリーやミヤビランベリに先着。負けた相手もシンゲン,ニホンピロレガーロと中々の馬。ここは初重賞制覇のチャンス。

相手はセイクリッドバレー。今回も丸山騎手が引き続き騎乗して来たが、前走に関しては騎乗ミス。1番人気だったとはいえ、新潟外回りで4角から動いたのは無謀過ぎた。ただ、マイルよりは2000mの方が良いのも確か。適距離でジックリ乗れるなら巻き返し。

ヤマニンキングリーは前走小倉戦が少し不満の残る内容。ただ、レコード決着の馬場状態で、休み明けいきなりは厳しかった。その前走時に触れた様に、上積み期待し辛いタイプ。少し上がりが掛かって欲しいところだが、新潟では...。

タッチミーノットも新潟で圏内。前走中山で2着に来たが、コーナーの脚はサッパリ。ステッキにも全く反応しなかった。ただ、前々走新潟でセイクリッドバレーに歯が立たず、斤量も1s差変わらず。あくまで連下級。

馬単
6=3 6=4 6=7

第3回レパードステークス(GⅢ)

新潟実績を重視すればタカオノボルが主軸。前走負かしたセイリオスには準オープン連対経験が有り、1000万なら力量上位の存在だった。ただ、ダート3勝は何れも稍重より悪い馬場状態。予報は微妙だが、馬格がないので出来れば渋った方が。

相手が同厩舎レックスパレード。これは500万勝ったばかりだが、何れも楽勝。この相手でも馬振り断然だ。ただ、この馬の場合は引っ掛かる上に、前述の通り馬格が有るタイプ。良馬場の方が良いだろう。

ボレアスは重賞実績上位。左回りでズブいという話も有るが、それ以前に、馬体重の変動が激しく、まだ馬の完成度が低過ぎる印象も。成績上は堅実だとしても、この手のタイプは安定して走れないだけに。

穴はコスタパルメーラ。ダートに替わったと同時に、遮眼革を付けて逃げる手を覚えて2戦2勝。しかも新潟1800mで勝っている点が強調出来る。逃げ一手の馬が重賞迄来ると楽ではないが、枠順的には手頃。

馬単
5=12 5=7 5=6

サマースプリントシリーズ第3戦 第46回テレビ西日本賞北九州記念(GⅢ)

ハナ行かないとサッパリの場面は考えられるのだが、前走京都戦で復活気配シゲルキョクチョウが狙い目。その前走1s差有ったスカイノダンに先着。今回52sとなるが、そのスカイノダンとは引き続き1s差。例年はこの時期ボコボコになる小倉の馬場も、今年は変則日程の関係で状態良好。時計勝負になればなる程、斤量が活きる。

相手がエーシンヴァーゴウ。直線競馬は評価が難しいのだが、評価出来るのは内枠から勝てた点と500m地点辺りから抜け出す脚の速さ。あとは斤量。55.5sは少し見込まれた印象も有って。

58kgだが、ヘッドライナーも圏内。前走は直線競馬が合わなかった以外に無いだろう。過去の傾向見ても直線競馬は斤量がオーバルコース以上に利き過ぎる面が有る。かつては行き切れなかったらサッパリだったが、最近は斤量背負わされる事も多く、耐性は出来つつ有る。平坦も得意。

小倉でサンダルフォンも押さえたい。元々ゲートは悪い馬だが、前走阪神戦に至っては4角で躓く場面も。ここ2走は雨にも泣かされ、最近は全く競馬出来ていない。良馬場なら巻き返し必至。

馬単
2=6 2=10 2=13

第46回関屋記念(GⅢ)

多少距離は短いのだが、新潟で施行される以上はセイクリッドバレーが無条件で中心。56sも有利。前走東京戦は捌き損ねての3着。力負けではない。差し馬だけに、頭数少ないのも恵まれた印象。

相手はレインボーペガサス。ダービーでもソコソコ人気になり、3歳時から素質を評価して来た馬だが、折り合い面が何ともならず、成長する機会すら逃してしまった。マイル戦に替わったところで、その辺りがダメな馬はダメなのだが、それでもこの面子なら。

リザーブカードは東京・新潟なら堅実。前走京都戦もそうだが、追い込み一手で展開には左右されるのは止むを得ぬところ。年齢は行ったが、デキ自体は問題なく展開一つ。

当然エアラフォンも圏内。準オープン上がりだが、58sで勝った馬は重賞でも勝ち負け出来るのが基本線。3連勝は案外簡単でも、4連勝は難しいのだが、前で流れに乗れる強みも有る。あとはゲートだけ。5割位は出遅れている印象は有る。

馬単
5=9 5=8 5=12

サマー2000シリーズ第3戦 農林水産省賞典第47回小倉記念(GⅢ)

馬体重の変動の大きさが示す様に、体質的に弱い面が有るヤマニンキングリー。ついでに爪も怪しい様だが、それだけに夏場の休み明けは良いだろう。実績は説明不要。内枠を自在に立ち回る器用さも有る。56sなら主役。

相手が大外枠でもエーシンジーライン。小回りの大外枠だが、ここから逃げるパターンは他馬も付き合い切れずとアッサリ引いてくれるパターンが多く、決してハイペースばかりではない。前走中山戦は内不利の馬場に泣いたが、開幕週なら。

3番手がコスモファントム。これは好位追走のクチだけに、外枠は基本的に歓迎出来ず。ただ、前走中山戦は休み明けの影響も大きく、道中で力んでいた。ハンデ的には変わらずだが、使った分と今の馬場状態で前走以上を期待したい。

小倉でホワイトピルグリムが穴っぽいところ。差し一手なのが課題になるが、前々走はあの相手に4着しながらそれでもハンデ55s。案外恵まれた印象。あとは馬群を捌けるかどうか。

馬単
4=18 4=15 4=8