Sakura Archives

競馬予想 2012年4回阪神

グローバルスプリントチャレンジ第8戦 第46回スプリンターズステークス(GⅠ)

安田隆行厩舎の3頭が皆外枠。馬券的には俄然面白くなった。中心はパドトロワ。マジンプロスパーの出方次第では有るが、この組み合わせならハナへは行けそう。逃げ切り期待。

相手はカレンチャン。本来なら枠は遠いのだが、パドトロワが内を叩いてくれることに依り、そこ迄枠が遠くならない筈。前走阪神戦は少しだらしなかったが、大幅馬体増の影響も大きい。絞れれば本来の力を発揮する。

同じことはロードカナロアにも言える。実質的にはセンター枠だろう。それでも、今春は最内枠、今回大外枠とツキに恵まれていないのだが、力はカレンチャンとも互角。あとは展開。

穴はサンカルロ。前走阪神戦は負け過ぎ感も有るのだが、時計の速い馬場が向かなかった面も。何れにしても、有力馬が外枠を引いた中でのこの内枠は圧倒的に有利だ。勝ち切れる馬ではないが、時計掛かる馬場なら2,3着は十分。

馬単
11=14 11=16 11=4

第16回シリウスステークス(GⅢ)

近走芝では行き切れなくなっているエーシンジーラインだが、ダートの2000mでこの枠ならハナへ行けると見て主軸。3走前の土古戦は、スタート直後に躓いた上に、ニホンピロアワーズが強かったが、阪神2000mなら他馬もユッタリ構えてくれるだろう。4角先頭ならそう簡単には止まらぬ筈だが。

グレープブランデーが対抗格。骨折が有り、立ち直る迄に暫く時間も掛かったが、前走小倉戦で本調子。レースも強かったが、下見から明らかに良くなっていた。この相手なら何とかしたいところだが、ハンデは少し見込まれた感も。

インバルコが3番手。とにかくズブい馬で、少しでも下が渋ると厳しい面が有るのだが、台風接近中でも何とか良馬場で出来そうな雰囲気。力は勿論この相手なら上位。腕っぷしの強い外国人騎手も悪くないだろう。

ヤマニンキングリーは昨年の覇者。当時は初ダートだったが、揉まれずに行けたのが上手くハマッた面も有った。逆に言えば前走の札幌1700mは得意とはいえない。今年はハナへ行けない組み合わせだが、スムーズに運べるなら。

馬単
3=10 3=1 3=13

第60回神戸新聞杯(GⅡ)

前走東京戦は全く競馬にならなかったヒストリカル。馬体減も大きかったが、ゲートでもトラブルが有った様。このダメージは一応心配するのだが、決め手は世代屈指。距離も保つ筈で、馬体回復を条件に、今の阪神なら突き抜ける。

ゴールドシップの前走東京戦は展開不向き。ただ、何故か出脚がなく、後方からの競馬になったのは意外だった。今回位置取りがどうなるかは微妙だが、ワールドエースを物差しにすれば、少し距離が長かったり、決め手でディープインパクト産駒に分が悪い印象は有る。

雨が降るならメイショウカドマツの逃げは侮れないところ。今春は使い詰めだったが、とにかくタフな馬で、前走福島戦の4着も展開を言えば楽ではなかった。良馬場では恐らく二束三文だが、時計掛かれば渋太さ発揮する。

マウントシャスタは前走阪神戦が少し余計だった印象も。古馬の一線級相手にあの競馬なら悪くない内容。ただ、最後坂を上がったところで止まっており、これが相手関係なのか、距離なのか、微妙な面も有る。道中力んでいた事を考えると、距離の可能性も高いのだが...。

馬単
7=14 7=8 7=11

第66回セントライト記念(GⅡ)

中山適性と時計勝負への対応がカギとなる。中山初出走だが、逃げ馬なら然程問題はないと見て、ニューダイナスティを中心視。前走も、重賞未施行の新潟2200mとはいえ、レコード駆け。時計勝負も問題はない。押し切りに期待。

相手が一応フェノーメノ。前走東京戦は内有利な馬場状態を外から差して来る強い内容。ただ、明らかにコーナリングが下手。中山は絶望的な程に向かない。攻め馬も動いただけに、力は出せる状態だが、今日に関しては地力が頼み。

ベストディールは枠順に恵まれた。前走も、相手は弱かったが、一瞬の脚には見どころが有った。ただ、1月からのロングシュート。常識的には遠過ぎる。馬に走る気が有るかどうか、その一点。

内枠から穴を探せばフジマサエンペラー。前走札幌戦は休み明けの影響が大。馬体重こそ増減なしだったが、馬が緩かった。今回は叩いて良化。春は枠順に泣かされて、先行すらさせて貰えなかったが、この枠でスムーズな先行策なら巻き返し必至。

馬単
5=12 5=1 5=4

第30回関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ)

熱発云々が有ったとはいえ、今にして思えばチューリップ賞は負け過ぎ感も有ったジェンティルドンナ。となると、ここも怪しさは有るのだが、それでも前走東京戦はダービーよりも速い時計。一応は中心に。

相手もヴィルシーナ。前走東京戦は器用さからジェンティルドンナに先着すると見る向きも多かったが、ハイペースとなり、中段からの競馬。道中の手応えが意外に意外な程怪しかった。今回は少頭数という事も有り、普段通りの先行策が濃厚。少なくとも接戦には持ち込みたい。

ハナズゴールが取消となり、3番手はほぼ横一線だが、強いて取り上げるならキャトルフィーユ。前走東京戦は差す競馬になり、これはベストの展開ではなかったが、前へ行けばそれなりに渋太い。ただ、道悪は怪しい。パンパンの良馬場が条件。

馬単
6=7 6=3

サマースプリントシリーズ第6戦 第26回セントウルステークス(GⅡ)

今春はGⅠに手が届かなかったロードカナロアだが、一度使った強みは大きい。斤量面でもカレンチャンとは実質2s差。前走函館戦は最内で詰まっただけに、今回はこのセンター枠で負けられない一戦だ。

相手もカレンチャン。今春は雨に祟られ放しの週末で、中山の極悪馬場だった影響は大きいものの、前々走56sで負けた点は気になるところ。本番になれば勝負強さを見せ付けてくれるだろうが、このレースに関しては評価を割り引きたい。

3番手も人気だが、マジンプロスパー。前走はハンデ戦で57.5kg。サマースプリントシリーズが目標となる組を思えば格上感の有る勝利だった。上位2頭をまとめて負かせるとは考え辛いのだが、休み明けのカレンチャンには先着したい。

穴はヘニーハウンド。前走小倉戦は馬場の悪い内を通らされた結果の5着。この相手では格下にはなるのだが、少なくとも前走以上には走れるだろう。次走、中山へ行く為にもここで賞金加算したいところ。

馬単
9=6 9=3 9=7