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競馬予想 2024年1回阪神

第72回阪神大賞典(GⅡ)

3000m超の条件ならテーオーロイヤル。に期待する外ない。前走東京戦は58.5kgを背負っての勝利。最後はクビ差だったが、サリエラも強い馬で、しっかり勝てた点が何より。京都戦直行ではなく、ここを使って来たということは1着賞金6700万円の為に、勝ちに来たのだろう。何とかしたい一戦。

ブローザホーンは昨春からの上昇馬。昨秋の京都戦では心房細動で競走中止したが、前走の勝利で不安を払拭出来たのも大きい。血統からは2000mが限界にも思えるが、折り合い面に不安がなく、上がりが掛かった前走を凌いだ様にスタミナも有る。あとは鞍上。関西の競馬場では立ち回りにロスが多い点はネック。

今年は弱いと囁かれる4歳馬だが、サヴォーナも展開ひとつ。ゲートで分が悪く、毎回押して位置を取りに行かざるを得ないのが勿体ないのだが、前走京都戦は馬場の悪い内目へ潜る形になりながらも、良く粘っていた。発馬五分なら、もう少しいい位置が取れていた筈で、結果も違った。兎に角ゲート。

ディープボンドは今回が試金石。世代交代の時期なのか、リピーターの多いレースにも関わらず、連続で出走して来たのはこの馬とユーキャンスマイル,ゼーゲンの3頭だけ。毎回述べている様に、ズブい点はネックだが、この相手なら。

馬単
6=2 6=10 6=12

第38回中日スポーツ賞ファルコンステークス(GⅢ)

サトミノキラリが狙い目。前走阪神戦は外からの差しが優勢となる馬場状態の中、坂を上り切った辺りでは一瞬2着かの場面。マイルに経験がなかった点を踏まえても、好内容といえるだろう。再度の内枠から好位で流れに乗れれば、抜け出して来れる筈。

ソンシは前走東京戦が持ったままでの圧勝。前々走阪神戦を含め、持ったままの圧勝劇。ここ2走は1400mを1分20秒台で走っており、時計面にもメドを立てている。あとは重賞好走馬との相手関係。

ロジリオンも1400mなら手堅い。少し行きたがる面は有るが、コース形態からペースが上がり辛い東京1400mよりは、同じ1400mでも中京の方が流れる筈で、競馬はし易いだろう。勿論、最内枠も有利。

大穴ならアンクルクロス。500万は特別とはいえ小倉1200mと地味なところで突破して人気はないが、馬体の迫力はこのメンバーでも上位。道中の折り合いに心配がなく、立ち回りの上手いタイプ。未勝利とはいえ、中京1400mで勝っている点も強み。

馬単
3=9 3=1 3=14

JRA70周年記念 第60回金鯱賞(GⅡ)

プログノーシスの連覇が濃厚。前走香港戦の敗戦に意外感も有るのだが、前々走東京戦、3走前の札幌戦と中身の有る競馬。勿論、昨年のこのレースも強い内容。何より自力で動けるのがいい。GⅡなら相手関係なく、負けられないところ。

ドゥレッツァは正直、走ってみないと分からないというのが正直なところ。昨秋の京都戦以来となるが、その京都戦は大外枠故に思い切って乗ったのが奏功。2000mで人気を背負って走るとなると、中々難しい面が有る。これで勝てるなら、掛け値なしのGⅠ級ということになるが。

ノッキングポイントはここが試金石。前走京都戦は下見からテンションが高く、3000mを走れる状態ではなかった。更に2周目4角でゴチャつく場面も有り、度外視出来る。前々走新潟戦が強い内容。ハンデ戦とはいえ、ユーキャンスマイル、プラダリアといったGⅡ級に勝ったのだから、この馬もそれだけの力は有る筈。

昨春阪神戦でノッキングポイントを負かしたシーズンリッチも圏内。これも3000mは明らかに不適。その前の2400m戦2走も壁がない形になったのが響いた格好。一転して、今回は開幕週の最内枠。立ち回りは上手いタイプで、一発有っても。

馬単
4=3 4=9 4=1

第42回ローレル競馬場中山牝馬ステークス(GⅢ)

長打に期待して、アレグロモデラートを狙う。前走小倉戦はミッキーゴージャス1頭が抜けて強かったが、そこで前受けして4角先頭。見せ場は造ったが、如何にもキツい展開で、最後に止まったのは仕方がないところ。逆にいえば、これでハンデが1kg軽くなるのは理解に苦しむ。ここはチャンス。

対抗はクリノプレミアム。今年で7歳となり、近走の凡走は衰えという気もしないでもないのだが、前走小倉戦は時計が速過ぎたか。前々走も1角でゴチャつく場面が有り、何時もそれなりの言い訳は有る。今回は雨で時計が掛かる馬場状態になりそうな点がプラス。

フィアスプライドは前走が強かった。このメンバーで同じだけ走れば勝ち負け必至ということになるが、行きたがる気性だけに、1F延長が気にならないでもない。更に56kgのトップハンデで外枠。悪い条件が重なった感も有る。

更に大穴はグランダムアスク。前走東京戦の3400mから一気の距離短縮となるが、ここは先手が取れそうな組み合わせ。3走前に小倉で1000m57.4秒で逃げて、4角手前でズルズルだったが、ああいった経験は距離短縮で生きる。血統的にはともかく、雨で差せない馬場になれば更に有利に。

馬単
10=3 10=13 10=6

第61回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)

馬の良し悪しだけをいえば、トロヴァトーレが最上位。前走は+10kgながら、ほぼ成長分。造り込みが甘い馬が多い中で、馬体も締まって見えた。レースでも狭いところ割って、一瞬の内に突き抜ける決め手も中山向き。

一応の対抗はシンエンペラー。前で流れに乗れて競馬は上手いタイプ。勝負どころで少しズブい面が有り、まだ馬は若い印象も。それでも前走だけ走れば勝ち負けということにはなるが、先々を見据えるなら、もう一段の成長が欲しいところ。

ダノンエアズロックは前走東京戦でレガレイラを下したのが金看板。ただ、馬が若いというより、緩い印象。それであの走りならGⅠ級ということになるが、まずは下見に注目。本番を見据えて、鍛錬はされて来た筈だが、セレクトセールで4億5000千万円の値が付いた高馬ということで、攻め馬が手緩い感も有る。

穴っぽいのはアドミラブルシップ。500万の前走東京戦が案外だったが、2400m丸々、前に壁がない状態で、気持ち良く行かせ過ぎたか。今回は距離短縮して最内枠。折り合いさえ付けば巻き返せる筈。

馬単
6=5 6=9 6=1

第31回チューリップ賞(GⅡ)

スティールブルーに期待したい。ここ2走は重賞で掲示板止まりだが、前走中山戦は明らかな仕掛け遅れ。最後の伸びは重心の低い走法と共に、かなり目立っていた。阪神外回りなら。

タガノエルピーダが対抗。前走は限定戦で除外を食らい、仕方なしに回った牡馬相手のGⅠだったが、3着と健闘。4角から動く形となり、もう少し矯めていれば、また違った結果も有っただろう。外枠だが、好位で流れに乗れる点は強み。流れひとつ。

ミラビリスマジックも勝負強い。前走中山戦は2着馬の方が上手く立ち回っているのだが、最後は力でネジ伏せた様な競馬。中山マイルで2戦2勝、器用さがないと中々出来ない芸当。ただ、この一族独特の引っ掛かる気性はネック。まだ若いのでコントロールは利いているが、今回は輸送も有って、フタを開けてみないと分からない面も。

スウィープフィートが押さえ。ゲートが悪いのはネックだが、前走京都線は馬場の悪い内目を潜る形になりながらも、渋太く伸びて来た。直行組が多く、今年は些かメンバー低調な組み合わせ。位置取り次第だが、ここなら通用する脚は有る。

馬単
9=16 9=5 9=6

第68回阪急杯(GⅢ)

降雪も予想され、馬場状態微妙だが、アサカラキングの逃げ切りに期待する手か。距離を短縮して、500万から3連勝。間違いなく出脚はこのメンバーでもトップクラス。枠が遠い嫌いは有るが、阪神1400mは1角迄、距離が有るのが救い。同型不在のここはチャンス。

対抗はウインマーベル。前走は立ち回りの上手さも有ったが、グレナディアガーズら、一線級を相手にしての勝利。このメンバーなら実績断然といっていいだろう。最内枠を生かせる器用さも有るが、自分から勝ちに行くとワンパンチ足りない面も。今回、人気になりそうで、それが裏目に出なければ。

サンライズロナウドもここなら勝負になりそう。前走京都戦は内目を通ると厳しい馬場状態だったが、イチかバチか内へ突っ込んで4着。少しトモが甘いので、坂は微妙でも開幕週の馬場は歓迎。内枠も恵まれ、立ち回りひとつ。

カルロヴェローチェの変わり身も充分。前走は+22kgで見た目にも太目。イレ込む気性がネックだが、その点で前走京都戦のマイルから1400mに短縮される点はプラス。馬体さえ絞れれば、このメンバーなら力上位。

馬単
16=1 16=2 7=8