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競馬予想 2008年2回小倉・2回新潟

関屋記念(GⅢ)

狙っていた馬が次々回避し、馬券的面白味が無くなった感も。人気でもマルカシェンクの地力が一枚違うと見て中心に。今にして思えば2走前の中山戦はハイレベルだった。3着に敗れたエアシェイディも、後に阪神戦で一瞬メイショウサムソンをアオる見せ場を造っていた。前走中山戦はスタート直後に躓いて競馬にならず。鉄砲にも実績。

相手はマイケルバローズ。こちらの休み明けは微妙な面も有るのだが、左回りのマイルはベストの条件。基本的には競馬が終わってから来るタイプで、新潟でもその懸念は有るのだが、今年の頭数なら連対圏へ。

3番手がトウショウヴォイス。前走は福島自体が元々不向きだった上に展開も無かったが、デキに関しては復調ムードが有った。得意の新潟に替わり、力量的にも今年の相手なら上位の存在。

馬単
12=1 12=2

サマー2000シリーズ第3戦農林水産省賞典小倉記念(JpnⅢ)

当然の様に人気薄だが、ナリタプレリュードが馬券上の狙い目。脚元壊しての復帰戦だった前走福島戦は後方付いて回っただけでこれは参考外。ただ、下見は歩様も伸びていて抜群だった。これなら間違い無く走れる筈。まあ、今回だけを言えばマトモでも厳しいのは確かだが、追い掛けて損は無い。

一応ドリームジャーニーが対抗格。前走東京戦は出遅れも敗因だが、それ以前に輸送の影響に依る馬体減でテンション上がってしまったのが痛かった。3歳時は海外遠征等大風呂敷広げていても、結局ローカル重賞でも1番人気になれない様な馬になってしまったが、デキが無かった事も有りデキさえ有れば何とかなる筈。

3番手がミヤビランペリ。前走福島で重賞勝った割には人気薄。出脚が甘いので誰かに主張されると厳しいところでは有るが、性能そのものは勝って当然のそれ。ただ、楽に行かないと駄目なのでこの枠順は厳しい。ダイシングロウもこの人気では喧嘩出来ない筈で、ハナへは行けると思うが...。

好位で流れに乗れるのがニルヴァーナ。前走東京戦はダートで参考外。昨年僅差の4着だったが、多少トモが甘く、平坦小回りが向く。オープンでは多少パンチ力不足の嫌いも有るのだが、少しでも上がり掛かれば。

馬単
4=3 4=14 4=2

宮崎ステークス

前走阪神戦は出遅れてダイナミックグロウに逃げ切られたフラムドパシオンだが、準オープンなら断然の存在だ。まあ、前述ダイナミックグロウも前で流れに乗れば煩い存在だった事も確か。相手もオープン級だったという事だろう。小回りで出遅れると楽では無いが、それでも勝てる地力。定量戦に替わり、他馬と同斤で闘えるのも好材料。

相手はバンブーワールド。ここは昇級戦になるので流れに乗れるかどうかは課題になるが、出脚が速いのがこの馬の長所。こういう馬なら昇級も比較的苦にし辛い筈。前走もまだ直線余裕。小回りが上手そうなタイプ。

ナムラスピードが3番手。これも出脚は速い。ただ、このレース自体のレベルも怪しかったが、この時の京都は馬場状態が特殊。前々走阪神戦が大楽勝で、地力は上位と思うが、休み明けでも有り過信はどうか。

馬単
3=7 3=8

サマー2000シリーズ第2戦農林水産省賞典函館記念(JpnⅢ)

意外に人気薄だが、前走福島戦の2着は本物と見てミストラルクルーズが中心。荒れ馬場の中、道中ずっと手応えに余裕持ってのレース。逃げ切ったミヤビランペリには上手く運ばれたが、追っての脚もしっかりしていた。ハンデ54kgもまだ比較上有利。極端に時計が速くなるとどうかだが、函館なら。

相手はタスカータソルテ。前走中京戦は勝った馬が次走GⅠ勝ち。流石に家賃が高かった感。どちらかと言えば非力なタイプで函館の馬場が合わない危険も有るが、小回り向きなのは確か。ハンデ57kgは楽では無いが、能力の裏返しでも有り。

マンハッタンスカイも当然圏内。前走は長距離輸送の影響なのか、妙にイレ込んで発汗も目立った。今回は滞在でジックリ調整、以前に述べた様に小回り向きでは無いが、GⅡを57kgで2着した馬が56kgはあまりに恵まれた。

穴なら休み明けでもコンラッド。脚部不安出て立て直しての一戦だが、ノド鳴りから立ち直り、休養前は抜群のデキだった。これも55kgは結構恵まれた印象。前崩れが条件だが、マクり合戦は得意。

馬単
6=3 6=2 6=5

西日本スポーツ杯

一長一短のメンバー構成だが、馬券的に面白いのはビーチフェスタ。前走中京戦は開幕週で出遅れながら最後詰める好内容。ハンデが利いたにしても本来のパターンとは違っていた事を思えば上等だ。元々はゲートも出脚も速いタイプ。この枠を得て先行押し切り。

相手はリッターヴォルト。前走福島戦は荒れ馬場で内目回された分に加えて休み明けの分も。4角で手応えアラアラだったが、止むを得ぬ面も有ろう。現級は既に勝っていて、能力的に足りない事は無い。まだ馬場が良いだけに枠が手頃なのもプラス。

ニシノマオもマトモなら差は無い。今年に入ってからは競馬を投げる様な内容が2走。流石に準オープンでは家賃も高いのだが、エイジアンウインズやウエスタンビーナスと相手も強力だった。一息入れて初勝利の小倉、真面目に走れば変われる筈だが。

馬単
3=11 3=9

サマースプリントシリーズ第2戦アイビスサマーダッシュ(JpnⅢ)

斤量軽い馬が有利という歴史からは外れるが、狙いはステキシンスケクン。直線競馬は人気背負って2年前に大敗した分が影響しているのか、今回は人気薄。ただ、今年は何度も述べている様にマイルの層が厚い。ワンペースで走り抜くタイプで、コーナーの有る1200mは向かないが、直線競馬なら。

歴史に則ればエイムアットビップ。直線競馬に対する適性は何とも言えないところだが、適性よりは斤量が歴史を作っている面も。前回の休み明けは調整過程から一息だったが、今回は万全。気性的にもむしろ鉄砲利くタイプ。

3番手がクーヴェルチュール。昨年3着馬だが、早目先頭に立たされながら寸前迄粘っていて、斤量だけでは無く適性も見せた3着だった。休み明けで人気無いのが逆に妙味。

押さえがアポロドルチェ。近走、大分競馬が分かって来た印象は有るが、基本的に流れに乗るのが得意では無く、競馬が下手。当然、この手のタイプはスプリント、直線競馬は更に良い。意外に売れていないのも好都合。

馬単
13=7 13=3 13=1

九州スポーツ杯

先週迄開催していた福島もそうだが、小回りの開幕週こそ差し馬狙いが鉄則。ただ、ここは余りにメンバーが低調。流石にケイアイケイマンで何とかなりそうなムード。前走東京戦は格上とはいえ、殿負けだったが、トモが甘く平坦小回りは向く。まあ、配当的な妙味も無いのだが...。

次位はエイシンチャンドラ。昨年このレースに出走して3着だが、ニルヴァーナ辺りが出走していた事を思えば今年は遥かにメンバーが楽。それから1年間休養、楽では無いが、マトモならケイアイケイマンよりも強い。

押さえがカネトシリベルテ。前走阪神戦は雨に泣いた。今週も多少渋化残る可能性も有るが、当日降ってなければ問題は無いだろう。ただ、これも先行タイプ。この頭数で何かが突っ込んで来る可能性も有るが。

馬単
8=6 8=2