Sakura Archives

競馬予想 2009年1回京都・1回中山

第16回平安ステークス(GⅢ)

昨年期待して2着だったマコトスパルビエロが56kgならそのまま中心に。その昨年は厳寒期の休み明けを克服してのモノ。多少メンバー入れ替わったが、レベルは大差無く、今回は叩いた強みが有る。出脚が速く、レースの上手い馬。流れに乗って押し切るのみ。

一応エスポワールシチーが対抗格。前走一応オープン勝ちだが、休み明けのマコトスパルビエロを別にすればかなりメンバーに恵まれていた感。出脚は速いのだが、ゲートが怪しい時も多く、この相手で少しでも競られる様だと...。

3番手がサンライズバッカス。前走阪神戦もそれなりの内容だったが、デキが有る間は勝ち切れないだけで堅実。距離適性幅が狭く、外すとサッパリという面は有るのだが、京都1800mはまだ悪くない条件。自分の競馬で何処迄。

当然ワンダースピードも58kgがネックなだけで能力は互角以上。昨季からの馬体増は全て成長分。ここに来て本格化ムードだ。1800mは微妙に短い感が有るのが割引だが、現に京都1800mで重賞勝っており、展開一つ。

穴がシャーベットトーン。これは一昨年の3着馬。その後の故障が痛かったが、前走阪神戦を見る限りデキは良い。出脚は有ったので、叩けば変わって不思議無し。その前走イレ込んでいたのも、馬の気持ちが残っている証拠。

馬単
6=3 6=9 6=2 6=16

第56回日経新春杯(GⅡ)

外が伸びない馬場で、人気どころが不器用な差し馬。準オープン上がりだが、少しでも器用さ有りそうなヒカルカザブエに期待。前走阪神戦はインを突いた利も有ったが、パワーの要る馬場だった割には坂を上がって来る脚に力強さが有った。この枠で再度内々立ち回る策なら。

次位はナムラマース。こちらは不器用な差し馬の代表格。ただ、2歳時から述べている様に素質はGⅠでも通用。坂の下りの脚も怪しいので今の京都でどうかだが、前走阪神戦は乗り役の捌き方も下手だった。56kgなら格好は付けたい。

当然アドマイヤモナークも無視は出来ない。ただ、前走中山戦は抜群のデキで、下見から走りそうな雰囲気が充分。2走続けてあれを望むのは流石に酷だろう。連覇懸かるが、この馬場で58kg。楽ではない。

馬単
1=8 1=15

第43回日刊スポーツ賞シンザン記念(GⅢ)

何故か人気が無いケンブリッジエルだが、中山マイルの外枠からスタート直後に不利が有っての先行策は如何にも辛かった。JpnⅠ、しかもハイペースになった事を思えば尚更だろう。ただ、あれで控える競馬でも何とかなりそうなのが分かったのは収穫。巻き返しに期待。

次位も中山戦組ミッキーパンプキン。ただ、その前走で決め手不足が露呈。ペースも速くなったが、中山マイルの1枠で負けたのだから言い訳無しだ。ツルマルジャパンは控える競馬を示唆しているが、向こうの方が出脚が速過ぎる。この辺の兼ね合いが鍵。

中山で最先着ピースピースも当然単級。差し馬の展開にはなったが、ハイペースの分なのか折り合ってそれなり伸びていた。デキ落ち感有るのがどうかだが、中山最先着の馬が一番人気ではないのだから、軽くは扱えず。

キングスレガリアを一応押さえるが、距離も長かったにせよ、前走が案外過ぎる。この時期に2000mで泣いている様ではかなり先行きが暗い。ただ、3走前の京都戦はまあまあの内容。この相手でマイルなら。

馬単
2=8 2=13 2=6

第47回スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ)

ハンデ戦の割に能力差はハッキリしているが、致命的になりそうな欠陥馬が多数。能力上位の馬ならあとは確率の問題だが、オッズ,ハンデと相談してショウナンアルバを推す。全能力が競馬に向いていないだけで、要は折り合い。中山もそうだが、実績有る高齢馬が多く、比較上ハンデも優位。

相手はヴィクトリーになるが、如何せんこれも暴発系。ただ、1200mから来た鉄砲玉よりは2000mから降りて来る方がまだ確率は高い。近況、コンゴウリキシオーの出脚が鈍っているので、大外でもその気になればハナへ行ける。休養前は競馬を投げていたので、休んでこれ以上悪くなる事も考え辛く。

3番手がマルカシェンク。全く走らなかった昨秋の東京戦が不可解だが、休み明けの影響が有ったのかも。前走京都戦は外回した割には良く差している方で、取り敢えず普通には走れていた。57.5kgも、妥当か少し恵まれた位のハンデ。兎に角力さえ出し切れば。

アドマイヤオーラは昨年の覇者。その後、京都記念も勝って強さをアピールした。基本はマイラーだから、能力差で距離を乗り切った形。ただ、骨折しての休み明けで一番人気。これから入るのは狂気の沙汰。

馬単
7=16 7=2 7=1

第58回日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ)

56kgでハンデ止まったヤマニンキングリーが主軸。年が明けて4歳となり、2kg増となるパターンは案外多い。特に今回は、ハンデ背負う実績馬が人気になっている事も有利に働きそう。前走中京戦は直線向いて暫くモタつく場面も有ったが、右回りなら。

昨年の覇者アドマイヤフジが何故か人気薄。ここ2走は仕方無しの感。デキ自体はこれも悪くない一頭。トモが甘いので坂は良くない筈だが、昨年ブレイクのエアシェイディを押さえ込んだのだから文句無し。出脚が有るので最内枠も無駄にはしない筈。

3番手がシャドウゲイト。前走福島戦はマンハッタンスカイが逃げ切るイン有利な馬場だった割にはマクる場面も造って見せ場は充分。デキ自体は昨季から良い方の部類。ただ、前走も含めて競馬が中途半端なのは気になるところ。出脚が鈍っている可能性は高いが。

オペラブラーボは一応の押さえ。左回りに良績集中も、右手前での脚が良いだけで、中京で後手踏まされるのは半ば必然。逆に中山ならコーナーを右手前で走る形になり、違った結果も。ただ、どうも人気先行気味。嫌ってみたい気持ちも高い。

馬単
10=1 10=8 10=2