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競馬予想 2009年3回阪神・2回福島

プロキオンステークス(GⅢ)

このレースは毎年それなりのメンバーが揃う印象も有るのだが、今年は若干手薄。59kgが微妙な面は有るにしても、地力が違うと見てバンブーエールを主軸視。前走浦和戦にしてもスマートファルコンが強過ぎただけ。中間一頓挫の影響無ければ楽勝迄。

相手が立て直したサンライズバッカス。往時の力は無い気もするが、前述した様に、今年はメンバーに恵まれた。このレースで負ける度に述べている様に、距離が短いのは確かだが、鉄砲は利くので、デキが一息に見えた前走東京戦よりは前に来れる筈。

3番手がランザローテ。前走東京戦はスッとハナ切って、絡まれつつも4角手応え充分で回ってきながら直線失速。1700mでも勝っているが、マイルが微妙に長いのだろう。ベストの1400mで、斤量面でのアドバンテージを活かしたい。

穴はファルカタリア。芝も走れる馬だが、前走福島戦は内枠で出遅れて、序盤は追走に汲々。これは参考外の一戦。今回ダートで距離延長。条件替わって違った答えを期待。

人気のトーホウドルチェは評価割引。前走は好発切ってあまりにスムーズ過ぎた。好位のインで折り合った前々走京都戦もそうだが、競馬が上手過ぎるので、能力判定がし辛い。デキが良い事だけは間違い無いが...。

馬単
12=5 12=14 12=6 12=14

第58回ラジオNIKKEI賞(GⅢ)

何時もの福島になって来た。ハンデ戦故、楽観視は出来ぬが、外枠有利と見てストロングガルーダが中心。休み明け緒戦の東京戦は状態面どうかと思ったが、一回使った前走で既に良いデキに。左回りばかり使われているが、坂を上がって左手前で伸びた前走から右回りでも問題無い筈。

相手はトップハンデでもイコピコ。前走中京戦は立ち回りもスムーズだったが、その辺りの器用さと完成度がフォームと下見から感じられた。マクり合戦になる福島と、イン差しが利く中京では多少違うのだが、小回り適性も有りそう。あとは、前述したハンデが荒れ馬場で余計に応えねば。

妙に人気になっているイネオレオはイコピコと全く逆の事が言える。前走中京戦はインから伸びて来たが、少し立ち回りが窮屈、少し不器用さが有る様に見えた。ただ、2kg差はかなり大きい。マクリ合戦の福島で追い比べなら。

人気薄だがミッキーペトラが穴目。前走東京戦はダートで参考外。前々走も4角大外で、しかも膨れ気味。全く競馬になっていなかった。距離も、折り合い面思うとこの位がベストだろう。10着では有ったが、3走前の中山戦は道中二桁の位置取りだった馬ばかりが上位に来た競馬。先行した組ではナカヤマフェスタに次ぐ数字だ。そういう意味では55kgも恵まれた感。

馬単
16=13 16=10 16=9

第50回宝塚記念(GⅠ)

弔い合戦の様相を呈して来たディープスカイ。ウオッカも居ないだけに負けられぬ一戦になった。叩き良化型の馬で、今季最終戦の今度こそがメイチの仕上げ。距離延長、頭数少なくなった点も含め、条件的にも好転。ただ、今季は2回続けて後方から差される形になっているだけに、乗り方には注文が付く。

そこで狙いは先行馬。筆頭格は枠順的に逃げそうなインティライミ。前走中京戦は+14kg。元々が細身の馬で、見た目には悪くなかったが、向正面で下を気にしたのか、フォームが乱れる場面。ただ、たまたま馬場の悪いところにハマッてしまったと見たい。道悪自体はむしろ上手い部類。雨が降るならむしろ歓迎。

先行馬という意味ではサクラメガワンダーも注意が必要。元々は先行馬ではなかったのだが、出脚が来て先行出来る様に。前走中京戦でも大外枠克服しての一マクりは強いの一言。昨年は馬場に泣きながらも見せ場の有った4着。広いコースで更に。

一応スクリーンヒーローもマークが必要。前走は距離と枠順が大きいのだが、内弁慶気味の傾向も。まあ、今季デキに関しても悪くないレベルだけに、条件好転して即狙い目とも行かず...。

先行有利の見立てだが、一応ドリームジャーニーも押さえたい。歩様が良くなって馬体が充実。今季の充実振りを見た目からも裏付ける。距離はともかく、前走58kgをこなした点も評価出来る。馬場が保ちそうなのも好都合だが、唯でさえ前有利な馬場で、展開が鍵に。

馬単
11=2 11=8 11=10 11=9

第14回マーメイドステークス(GⅢ)

妙に人気割れしているが、このレースが一筋縄で決まらないという先入観も有ろう。雨予報は気掛かりだが、そこ迄悪くならないと見て、ベッラレイアが中心。前走中京戦は牡馬相手に完全復活告げる内容。少なくとも昨年よりは良い状態で臨めそう。

相手もリトルアマポーラ。前走東京戦は位置取りと距離適性。ハンデが若干重いのだが、実績上は止むを得ぬ面も。こちらは雨も然程苦にしない。折り合いに不安が無い上に、出脚も悪くなく、この枠でも勝負になる。

一応上位2頭が抜けた存在だが、土砂降りだった時の狙いはビエンナーレ。前走東京戦は相手関係で負けただけで、道悪自体は上手い。ハンデも恵まれ、4走前スクリーンヒーローに先着した実績は光る。ベストはハナも、2番手からでも競馬出来る筈。

レインダンスも要注目の存在。追って伸びるイメージの無かった馬だが、前走はそれなりの伸び。今季はデキが良い。1400mよりは当然2000mの方が良いだろう。東京戦除外で間隔開いたが、逆にここを狙って来た感も。

馬単
5=16 5=14 5=8