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競馬予想 2013年2回阪神

第73回皐月賞(GⅠ)

前走はまさかの敗戦だったエピファネイアだが、能力面には疑う余地のないところ。気性的な問題は有るとしても、デビュー以来4走いずれもスロー。今回はもう少し流れる筈。マトモなら突き抜ける。

対抗がロゴタイプ。スプリングステークス組が強いのは、それなりに流れるケースが多く、ペースが皐月賞と良く似ているから。今年も同じ形になりそう。好位で自在に構えてのレースで。

波乱ならコパノリチャードの逃げ切り。前走阪神戦はカシノランナウェイがハナへ行く展開で2番手からの競馬。この形では折り合いを欠くのだが、それでも強い内容で押し切った。今回は楽にハナへ行ける組み合わせ。逃げ切りは典型的な皐月賞の穴パターン。

コディーノも当然圏内。前走は同タイムとはいえ、3着という結果には不満も残すのだが、少しイレ込んでいた部分も有った。今回は状態面違う筈。あとは折り合い一つ。

馬単
14=7 14=8 14=12

第18回アンタレスステークス(GⅢ)

ジャパンカップダートと同じ舞台だが、上位馬それぞれに死角が有り、案外激戦。そんな中でも、一応の中心は手堅さを買ってホッコータルマエ。ここ2走は交流戦だけに相手がかなり軽かったとはいえ、一連の2,3着病を払拭したのは大きいと見た。

対抗はジャパンカップダートを制したニホンピロアワーズ。妙に強かった印象も有るが、この馬が走るのは条件が整っていないとダメ。外枠で砂を被らないのがその条件だが、今回はセンター枠。59kg自体は何とかこなすだろうが、単勝はどうか。

ジョヴァンニは一気に人気を下げたが、前走中山戦はベストがハナの馬がバーディバーディに先手を取られ、自分のリズムで走れなかった。今回も、状況的には大差ないのだが、同じバーディバーディがハナへ行くとしても枠が近いのがプラス。くっ付いて行けば好戦。

阪神実績だけならフレイムオブピース。阪神1800mは2戦2勝。前走中山戦はバーディバーディが引っ張る展開で地力勝負の流れになった。瞬発力身上のこの馬にとってはやや厳しい面も有っただろう。その上での3着は能力だ。今回も似た様な状況だが、相手強化して人気落ちは確実。気楽に乗っての一発はないか。

馬単
10=8 10=14 10=9

第73回桜花賞(GⅠ)

無難な本命はクロフネサプライズ。前々走は全くの人気薄だったが、早目先頭から粘っての2着。案外強い内容だった。前走は単にそれを証明しただけの話。GⅠの1番人気でマークがキツくなる点が課題だが、能力は最上位。

対抗はトーセンソレイユ。ガサのない馬だけに、何とか雨が上がったのが好材料。前走京都戦は狭いところをコジ開けた点に見どころは有ったものの、内容的には平凡だったが、ジックリ調整出来た点は何より。この手のタイプは1戦毎の変化が大きい。

コレクターアイテムは一気に人気を下げたが、馬体減が響いた感。東京で重賞を勝っているものの、前走に関しては輸送に失敗したと見たい。トーセンソレイユ同様、立て直す時間は有った筈で、2歳時の実績から巻き返しは充分。

穴はティズトレメンダス。前走は1400m戦で前へ行くのに少し忙しそうにしていた。そんな中でも僅差の3着に粘っており、スタミナは見せた。外回りの1600mならもう少し楽に行ける筈で、スムーズなら残っても。

馬単
13=112 13=17 13=8

第56回サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス(GⅡ)

雨の影響がどうかだが、一応の軸はハナズゴール。前走京都戦にしても狭いところをコジ開けて圧勝。強い競馬だった。GⅠ目指すなら前々走が余計だった感も有るのだが、賞金加算の為には止むを得なかった。1400mもベスト。GⅡのここは通過点にしたい。

対抗はフミノイマージン。前走中山戦は57kgを背負って4角大外。競馬にならなかった。最近の傾向から1400mは若干短いとはいえ、55kgに戻って巻き返したいところ。

ホエールキャプチャも条件が整えば堅実。これも1400mが合っているというタイプではないのだが、2000m以上では少し長い印象が有った。56kgはやや厳しいが、道悪は走る。

穴じゃ昨年の覇者、クィーンズバーン。前走阪神戦はシゲルスダチに絡まれて最後失速。ツキもなかった。今回は有力どころが差しタイプで、楽に行けそう。この枠も有利で、連覇の場面も。

馬単
5=4 5=3 5=14

第57回産経大阪杯(GⅡ)

オルフェーヴルの能力は説明する迄もないだろう。気性的な問題は抱えているものの、力を発揮出来ない馬場状態でない限りは毎回抜群のパフォーマンスを見せている。Bコース替わりでかなり時計は速くなったが、こなせる範疇と見て信頼したい。

対抗はダークシャドウ。前々走東京戦、前走中山戦と距離不適。基本的には2000mの馬だ。大崩れしていない辺りはむしろ能力の証明と見て良い。鉄砲も利く馬で、連は確保したいところ。

ショウナンマイティは昨年の覇者。前走京都戦は行きたがったところを乗り役が諦めてハナへ行かせる形。勝てばまだ良かったが、それで3着だから最悪に近い内容だった。折り合いが再度課題になるが、内回り2000mになるのがせめてもの救い。

もう1頭押さえるならヴィルシーナ。昨年はジェンティルドンナにやられっ放しだったが、展開面でジェンティルドンナに厳しかった秋華賞を別にして、桜花賞が一番能力差の少ない競馬だった。間違いなく阪神は合っている。この相手でも6戦連続の2着が有っても良い。

馬単
5=4 5=3 5=14

2013 グローバルスプリントチャレンジ第2戦 第43回高松宮記念(GⅠ)

ロードカナロアは能力面での進歩はないのだが、矯める競馬に徹してワンランク上のステージに上り詰めた。現役トップともいえる出脚の速さを終いの決め手に変換させた。中京でも外を回されると案外厳しいが、ここは外枠に逃げ馬が集中。この点が有利。

好位で流れに乗れるのがエピセアローム。前走阪神戦が案外だったが、少し掛かった面も。今回は1200mに替わって折り合い面の心配は少なくなっている。イン捌きも上手い。

ダッシャーゴーゴーはGⅠになると降着が多いが、今回は大外枠。前述した様に、外枠に先行馬が揃ってコースロスが少ない組み合わせにもなった。前走の2着が59kgを背負って中々強い内容。一時の不振も脱した。

サクラゴスペルも似た様なことがいえる。逃げ馬は7枠2頭、好位で競馬したいこの直ぐ外の枠は絶好だ。前走中山戦はそこ迄インパクトの有る勝ち方ではなかったが、デキも絶好。

馬単
11=3 11=17 11=15

第60回毎日杯(GⅢ)

前走中山戦は4角の捌きをミスしたキズナ。それでも能力的には最上位だろう。前走で権利を逃した為、実質的には"無駄な1走"となるのだが、阪神外回りなら言い訳なしだ。

バッドボーイは今年に入って評価を下げているが、折り合い面に難が有るのが原因。特に前走中山戦はエピファネイアの早仕掛けが痛かった。今回、腕力の有る川田騎手に替わるのは間違いなくプラス。ハナへも行ける組み合わせ。

新馬勝ち直後だが、コメットシーカーが楽しみな存在。前走東京戦はスローを好位で流れに乗って、軽快なフットワークで突き抜けて見せた。阪神1800mなら、乱ペースになることもない筈で、自分の脚は使ってくれるだろう。

ラブリーデイは前走が5着でもサッパリに近い内容。坂を上る脚がかなり怪しく映った。再度の阪神だけに微妙だが、叩き2走目で上積みが見込るのと、ここは距離延長でゆったり行ける分、上積みが有ると見て。

馬単
6=4 6=10 6=11