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競馬予想 2013年5回阪神

第8回阪神カップ(GⅡ)

難解だが、好い加減サンカルロでもないとみて、ニンジャに期待。新馬や500万だが、通算4勝の内、2勝が阪神1400mと得意としているプラットフォーム。前回の6月戦は前が詰まったが、折り合って内々立ち回れれば。

対抗が逃げるコパノリチャード。ただ、テイエムオオタカとの前回対戦時にテイエムオオタカが控えて失敗しており、ここは枠順の関係も有り、主張して来る可能性も。行き切れれば簡単にはやられない筈だが。

ダイワマッジョーレも今季堅実。1400mも間違いなくいいのだが、2走共力負け感が有る。器用さは有るので毎回立ち回り一つでは有るのだが、前走メイチに仕上げていた筈で、それ以上も期待し辛く。

マジンプロスパーは4戦連続の8枠。外枠は得意で、坂の有る阪神も得意。前走は1番人気を裏切ったが、京都が言い訳になる。GⅠでは少し足りない馬で、この相手ではあくまで互角の域だが、流れに乗れれば圏内に。

馬単
2=16 2=3 2=18

第58回有馬記念(GⅠ)

次元が違うといえばそれ迄だが、回り脚が速く、中でも中山を大の得意とするオルフェーヴル。引退レースで負けられない一戦。ただ、攻め馬遅れたのが若干引っ掛かる。連は確保出来る筈だが、何かにやられる可能性は否定出来ず。

その筆頭がゴールドシップ。昨年の覇者が一転地に落ちたが、中山なら巻き返す余地が有る。当日は良馬場見込みだが、それでも金曜日に雨が降ってパンパンの良馬場ではなくなったのはこの馬にとって幸い。気性面は遮眼革で何とかカバーしたい。

一発はラブリーデイ。前走中京戦は、内容的には勝ったカレンミロティックの方が上だったが、この馬は休み明け。叩いて良くなる余地を残している。とにかく追ってからが渋太く、中山で良さを生かしたい。

ダノンバラードもこの人気なら買ってみたい。右回りは内にモタれる癖の有る馬だが、その点で最内枠は大歓迎。中山にも良績が有る。良馬場ながら、時計が掛かるこの馬場も向く。

馬単
6=14 6=8 6=1

第30回ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(GⅢ)

今週のCWで重心の低い走りを披露したモンドシャルナ。馬体に迫力を感じさせるタイプではないが、全身を使った走法は血統故だろう。ここも通過点に出来ると見て本命に。

サトノアラジンは前走東京戦でミソを付けた格好。スローでどうしようもなかった面も半分有るが、パワー不足で時計勝負に対応出来なかった面も半分有った。それでも前走の経験自体は大きい筈。対抗以下には落とし辛い。

ビップレボルシオンは前走東京の新馬戦が楽勝。中段やや後方から、直線で外へ持ち出されるとアッサリ突き抜けた。何度も手前を替えてフラフラだったが、それでも後続には3馬身差。能力は相当と見て良い。

マイネルフロストの前走函館戦は極悪馬場で参考外。ただ、トモの甘い歩様でパワー不足も否めなかった。ただ、前々で乗って戦える器用さは有る。良馬場で巻き返したい。

馬単
11=3 11=14 11=15

第65回朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)

人気になり過ぎの嫌いは有るが、狙い目になるのはベルカント。行きたがる癖は確かに有るが、一方で一戦毎に内容が良くなっている。ここは出脚の違いでハナへ行ける組み合わせ。序盤で楽出来れば、坂が有っても簡単には止まらない筈。

今年は2歳重賞を牝馬が席巻。11月に入って漸く牡馬が巻き返す形になったが、そこで好内容だったのがプレイアンドリアル。インを器用に立ち回ったイスラボニータには最後屈したが、手応え以上に渋太いレースで2着に残した。レース後、少しダメージが有ったのは気になるが、そこさえ問題なければ牡馬の中では間違いなく能力最上位。

アトムも良い決め手を持っている。ホウライアキコには押し切られたが、トビは中々ダイナミック。先々は走ってきそうな雰囲気を持っている。ただ、逆にいえば中山の内枠がアダとなる可能性も。牝馬に負けたのも印象は悪い。

穴は大外でもショウナンワダチ。前走東京戦の上がり33.6秒は、条件無視すれば今節メンバーの成績の中で、最速の上がり。恐らく差し一手になるだろうが、それだけに大外枠は問題とならない。自分の競馬に徹して何処迄。

馬単
1=13 1=3 1=16

第51回農林水産省賞典愛知杯(GⅢ)

前走京都戦は内回りにも関わらず、最後方に近い位置から追い込んで来たスマートレイアー。3歳馬の55kgは決して楽ではないのだが、前走で背負っており、中京2000mもほぼベストコース。何とかなると見て本命視。

対抗がアロマティコ。追い込み一手で展開には左右されるが、東京よりは中京の方が前が止まる傾向。その点では向く筈。スマートレイアーと違い、古馬だけにヨkgも問題ではなく、立ち回り一つで勝ち切る場面も。

リラコサージュは前走が一変の競馬。ガサがないだけに、良馬場で出来たのが何よりだった。再度の良馬場でここでも圏内に入る。ただ、ガサのなさは連続好走を難しくさせる面も。一方で、52kgは有利なのだが。

一発はフーラブライト。デビュー当時に惨敗した印象でずっとダートを使われていたが、芝に替わり2連勝。むしろ本質はこちらだったか。2400mでの連勝だが、ペースが速くならない中京なら2000mで不足はない。差し比べの展開なら。

馬単
13=4 13=3 13=5

第65回農林水産省賞典阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)

前走新潟戦を圧倒的破壊力で制したハープスター。休み明け云々以前に、新潟戦は毎年勝ち振りが鮮やかでもその後が案外というケースが多く、この点が懸念材料。それでも今迄の馬とはスケールが違うと見て本命に推すが、何処にも居ない可能性も捨て切れない。

マーブルカテドラルは前走東京戦で鞍ズレしながらの勝利。血統の字面とは違い、追っての脚がしっかりしているのが特徴だ。勝負強さが有りそうで、追い比べになれば強いタイプ。展開ひとつ。

ホウライアキコは先手の利が有るものの、ただでさえ距離が短い方がいい上に、この大外枠は先行するのに脚を使わされそう。牡馬相手の実績はここでも一枚上だが...。

トーセンシルエットは前走東京戦が距離不足。1400mでは追ってからの脚がジリジリといった印象。1600mの外回りで、この内枠。上手く運べる様ならこの人気でも有り、狙ってみたい。

馬単
10=13 10=18 10=2

第64回朝日チャレンジカップ(GⅢ)

毎年激戦のこのレースだが、メンバー中一番安定感を感じさせるのはタマモベストプレイ。この一族、トモが甘く、京都限定の馬が多いのだが、その中でこの馬は距離にも融通を利かせている様に、ワンランク上の印象が有る。

全く人気はないのだが、テイエムイナズマが対抗格。要は折り合い一つの馬。今日は最初から先行策を採る様だが、前々で流れに乗って行ければ粘り込みも十分。

アルキメデスはここに来て3連勝。しかも、前走京都戦が一番強い勝ち方。道悪ながら内が有利な馬場状態になっており、その中で外から突き抜けたのは評価出来る。あとはオープンの多頭数での経験値。

ラウンドワールドも前走京都が圧勝。スローに泣かされて賞金が加算出来なかったり、体質面で弱かったりと順調に使えなかった分は有るのだが、ジックリ待った甲斐は有りそう。2走目の反動を案ずるケースでは有るが、通過点となっても不思議はない。

馬単
7=6 7=1 7=14

ジャパン・オータムインターナショナル 第14回ジャパンカップダート(GⅠ)

ダートでの敗戦は前が詰まった1回のみというブライトライン。前哨戦の前走京都戦も早目に動かざるを得ない展開で、着差こそ僅かながら完勝といえる内容だった。一部に距離面を不安視する向きも有るが、前走が自力で掴んだ勝利だけにその不安は当たらない。この人気でも有り、本命に。

ホッコータルマエは中央で走ったのが5月阪神戦以来。今年一連の実績は確かに素晴らしいが、交流戦で勝ちまくっても中央のペースでどうかが問題となる。安定感は評価するものの、中央でパンチ力不足を露呈する方に賭ける手も。

減点材料の少なさをいえばローマンレジェンド。昨年4着だが、イメージとしては中央の方により良績が有り、前走京都戦も59kgが言い訳になる。確かに勢いはないものの、そこは経験値でカバー。

金沢戦が使えなかった影響は有りそうだが、昨年の覇者ニホンピロアワーズも鉄砲自体は利く。こちらも中央の方が手堅い走りを見せるタイプ。元々外枠に良績集中している馬で、昨年と同じ14番枠。スムーズなら先週同様の連覇も。

馬単
7=6 7=1 7=14

第49回金鯱賞(GⅡ)

"帯に短し襷に長し"で死角の少ない馬が居らず激戦。その中でも一番無難なのはトゥザグローリー。前走案外だったが、判で押した様に東京は全く走らない。中京も微妙と言えば微妙だが、洋芝で2分掛かる馬場なら。

メイショウナルトは前走東京戦で引っ掛かったのが気掛かり。距離短縮で変わる余地は残しているが、返し馬から気負い気味で、デキ落ち感も出て来た。その前走は太かった嫌いも有り、まずは下見に注目。

ラブリーデイは菊花賞に使えず、ここ迄待機する形にはなったが、先々を考えるとむしろ好感が持てる。春は押せ押せで使い過ぎた部分が有った。前走小倉戦はメイショウナルトと同斤で0.2秒差。今回2kg差なら少なくとも逆転出来る計算は成り立つ。

押さえが中京巧者のフラガラッハ。中京の2000mは初めてだが、前走東京戦が9着ながら最後方からそれなりに詰めて来ているからこその参戦だろう。折り合い云々の馬ではないので、あとはハマるかどうかだけ。

馬単
12=1 12=13 12=8