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競馬予想 2021年3回阪神

第62回宝塚記念(GⅠ)

クロノジェネシス◎。東京の決め手勝負になると分が悪い部分も有るが、コーナーで動けるコース形態で有れば間違いなく現役最強。少し時計が掛かれば尚良しで、週末は雨が降りそうな天気予報も歓迎だ。

対抗はアリストテレス。ここ2走は結果的に3000mが長かった印象。京都ならまだ何とか誤魔化しが利いたかも知れないが、阪神だと厳しかった。2200mなら丁度いいところで、あとは状態次第。前走は少し歩様が硬いのが気になった。

カレンブーケドールも手堅い。これも3200mは流石に長かった印象だが、それでも見せ場充分の3着。レースがハイレベル化するに連れ、一戦毎の消耗が激しくなっているが、それでもコンスタントに駆けている。あとは少しズブい面が有るのでこの距離短縮で馬が戸惑わねば。

押さえがユニコーンライオン。無敗のレイパパレも参戦して来たが、出脚は明らかにこちらの方が速い。この馬自身の能力は未知数だが、レイパパレも初距離で後続を意識せざるを得ないところで、楽々単騎で運べそう。

馬単
7=9 7=10 7=1

第26回マーメイドステークス(GⅢ)

毎年、マトモに決まることの方が少ないレース。特に今年は開幕週の雨ということで更にややこしくなった印象。もうちょっと出脚は欲しいところだが、最内枠の利が大きいと見てシャムロックヒルに期待する。前走中京戦は苦手の左回りで参考外。一昨年の覇者、サラスの下という血統的背景も有る。

対抗はイズジョーノキセキ。デビュー当時は重賞も勝てる馬といった印象だった割に、条件脱出に苦労しているが、前走は逃げ馬に上手く粘られただけで勝ちに等しい内容。ハナ差ながら負けたことで52kgで済んだということもいえる。道悪もこなせるが、あとは差しが届く馬場になるかどうか。

サンクテュエールも限定戦なら上位の馬。クラシックはサッパリだったが、牡馬相手に重賞勝ちの実績が有り、前走新潟戦も止まりそうになりながら良く頑張っていた。ただ、道悪はあまり得意ではなさそうな印象も。

穴中の穴はホウオウエミーズ。馬格の有る馬で、前走中山戦は1000万とはいえ、重馬場で強い内容。これも52kgなら通用していい筈。あとは少しでもゲートは五分に出て欲しいところ。

馬単
1=9 1=14 1=3