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競馬予想 2021年4回中京

第38回エプソムカップ(GⅢ)

先週の阪神戦同様、芝中距離はイマイチ手薄。先行有利とみてアドミックフォースに期待。これも最近の傾向だが、東京で外枠から逃げた際に意外とペースが上がらないケースが多い。前走は向正面で動いた馬にハナを譲る形になった分、最後が甘くなったが、スンナリの展開に持ち込めさえすれば。

対抗はマイラプソディ。昨年のクラシックはサッパリ。その後、鼻出血も有り、中々軌道に乗れない状況だが、前走中京戦はマトモに競馬出来た。追い出して一瞬の反応が悪いのはネックだが、東京で内枠を生かせる形になれば。

変わり身期待という点ではセダブリランテス。前走阪神戦は脚部不安が有り、1年以上の休み明け。数字上は出来ており、休み明けは毎度のこととはいえ、確実に走ってくれないのは仕方がないところ。0.4秒差はそれなりに踏ん張った方だろう。改めての期待。

ヴェロックスもこのメンバーなら何とかしたい。古馬になってサッパリだが、ちょっと頭が高い嫌いも有り、現状だとあまり長い距離は向かない様。かといって1800mでも小回りだと小倉戦の様にマトモに追走出来ないまま終わってしまうのだが、東京なら何とかなりそう。スムーズに流れに乗れさえすれば。

馬単
18=2 18=4 18=3

第71回農林水産省賞典安田記念(GⅠ)

雨が何処迄影響するか、仮に上がったとしても土曜日に何処迄芝が掘れずに残るかがポイントとなるが、道悪前提で組み立てるならダノンプレミアムが狙い目。このレースは過去2年とも二桁着順だが、何れも不利が有ってのモノ。今年初戦だが、先週に目一杯やって今週は少し余裕残しの調整になっており、態勢も整った。

グランアレグリアも対抗以下には落とし辛い。今にして思えば阪神戦は仕上げが手緩かった感も有ったが、前走で本領発揮。ただ、この中2週パターンはアーモンドアイ等、過去に成功例がないのがネック。特にこの馬の場合は一戦毎の消耗が激しいタイプでも有り...。

インディチャンプは一瞬の脚が魅力。前走中京戦は馬場が渋ったのと、一瞬の脚しかない故に1200mでの位置取りも宜しくなかったか。1200mの後で折り合いは鍵となるが、東京ならそこ迄馬場は悪くならない筈で、早目抜け出しの形なら。

押さえはサリオスとケイデンスコールで迷ったが、ケイデンスコールの方を。メンバー的にどうかという部分も有ったが、前走阪神戦は中々の強さ。今年マイル路線の最大の上昇馬なのは間違いないところ。一気の相手強化とはなるが、これも渋化は歓迎のクチ。

馬単
6=8 6=5 6=12

第74回農林水産省賞典鳴尾記念(GⅢ)

昨年辺りからこの路線がイマイチ手薄。馬、鞍上とも"曰くつき"では有るが、ブラストワンピース本命で仕方がないところ。競馬が下手なタイプで、何処にも居ない可能性も有るが、渋化が残る予報が最大の救い。左回りに怪しさは有るが、57kg、少頭数も好材料で何とかしたい一戦。

対抗はサンレイポケット。前走新潟戦は直線で内を上手く突いた好騎乗も有ったが、この馬自身も、荒れ馬場を苦にしないパワーが有る。再度の道悪は歓迎材料。元々阪神で行われていたレースだが、変則日程の為、左回りの中京で開催される点も僥倖といえる。

馬場が乾けばブラヴァスが台頭。開幕週、特に今年は京都改装中の為、開催の多い阪神は馬場が硬目の傾向に有り、その可能性も有り得るだろう。この条件で良馬場なら、レイパパレに0.2秒差だった昨年暮れのレースを見直せる。

ペルシアンナイトも良馬場が前提の馬。本質的にはマイラーで、2000mは一工夫要るのだが、道中の折り合いは付くので、以前よりはこなせる様になっている。出脚がないだけに捌きが鍵とはなるが、このメンバーなら。

馬単
1=13 1=6 1=4