Sakura Archives

競馬回顧 2008年3回小倉・3回新潟

新潟2歳ステークス(JpnⅢ)

セイウンワンダー

2人曳き。多少寸が詰まった体型だが、全てに断然。この一言に尽きる。出遅れて最後方。岩田騎手、腹を括って直線外ラチ沿いへ。朝からのゲリラ豪雨で悲惨な馬場だったとはいえ、先週トウショウヴォイスの項で批判した新潟で直線向く前から動く強引な騎乗。それでも差し切ったのだから相当強い。しかもこのレースは馬振り目立つ馬が多く、かなりハイレベルな中での争いだった。間違い無くGⅠ級だ。ただ、このレースの度に述べている様に、このレースの勝ち馬は何かが足りないのかその後サッパリというのが多い。昨年のエフティマイアは好位抜け出しと当時からセンスを見せており、その意味では割引材料も有るのだが。

ツクバホクトオー

馬振り上々。ただ、もう少し馬体に張りが欲しい。好発。出脚も速そうだったが、控えて中段。1200mの後で下手に好発切ると却って引っ掛かるケースも多いのだが、しっかり折り合えていた。イン、といっても馬場の5分どころだが、一旦は完全に抜け切った。セイウンワンダーが強過ぎただけで、この馬も水準以上は有ろう。しかもこの競馬センス。セイウンワンダーは今後人気になり続けるのが確実、この馬を追い掛けて行くのも面白い。

バンガロール

毛ヅヤピカピカ。セイウンワンダーを別にしても、このレース良い馬が本当に多く、その中へ入るとトモが薄いのだが、歩様自体は力強い。ゲートは普通だが、出脚が速く、むしろ掛かり気味。この影響なのか、追い出しを我慢している間に前が詰まり、ロスも有ったのだが、外へ持ち出して渋太く伸びた。折り合い面少し気になったが、この展開でズルズル行かなかったのは立派。根性は買える。

エイシンタイガー

歩様も見た目もダート馬。ただ、馬体の張りや毛ヅヤは抜群。ゲート少し悪く、中段やや後方。3角過ぎから外へ持ち出して、直線大外から。一瞬は伸び掛かったが、そこで止まった。馬場状態云々有って何とも言えぬ部分も有るが、今日の結果だけを言えば力負け。

カヴァリエ

このクラスでも例年なら最上位の馬。ただ、少し余裕残し。好発。出脚も速くハナ。前走は出遅れて後方から競馬だったが、折り合ってこの競馬が出来たのは立派。上位馬とは差有るにしても、この相手。上出来の内容。

マッハヴェロシティ

2人曳き。馬に張りが出て来た。集中力も有って、この中でも差は無い。道中は好位。ただ、ずっとムキになって走っていたのが痛い。それを思えば最後は止まっておらず、もう少し精神的に余裕が出て来れば。

ダイワバーガンディ

牝馬同士なら上位の馬だろうが、今日は牡馬に良い馬が多過ぎる。出脚がイマイチで後方から。道中の行き振りも一息だったが、追ってからも案外。牡牝の差は有りそうだが、今日は牡馬が強力。牝馬なら最上位クラス有る筈。

小倉2歳ステークス(JpnⅢ)

デグラーティア

+6kg。少し重いが、馬体に張りが有る。目下デキが良いのだろう。好発。出脚自体も速そうだったが、控えて好位直後。道中ずっと手応え楽で、追い出しを待つ余裕も。ラスト150mで抜け出し、完勝だった。戦前にも述べたが、追って伸びるのが長所。ただ、牝馬とはいえ、今日は新潟と小倉で相当のレベル差が有った感。今後このギャップを何処まで埋められるか。

コウエイハート

シープスキンノーズバンド。少しダート馬っぽさが有るのだが、それだけ馬体に力強さが有る。ただ、気配は地味。出脚はツルマルジャパンと五分だったが、控えて好位。直線もインから渋太く脚を伸ばした。ローラー掛かっているが、土曜日準オープンの1分7秒2の馬場では無く、少し時計の掛かる馬場も血統から向いた印象。

ツルマルジャパン

+6kg。シープスキンノーズバンド。色々問題の有る馬だが、単純に太い。戦前の予想通りハナ。抜けた出脚では無かった上にデグラーティアの好発で余計な脚を使い、道中も頭が高いからスピードの乗りが悪く絡まれる。今日は太い影響も有ったが、もう少しマトモに走れる様にならぬと駄目。

シルクナデシコ

-8kg。少しトモが寂しくなったが、それでもこの時期の2歳牝馬としては良く出来た馬。小さい馬にありがちな歩様の硬さが無く、スナップが利いているのも素晴らしい。ゲートは出ているが、出脚が無くて後方。4角迄はインに居て、直線だけ外から。最後の脚はかなり目立っていた。スプリントだとズブい位の馬で、しかも内枠。今日は苦しい競馬だっただろう。戦前に述べた様に、長い目で見ておきたい馬。

ワンカラット

2人曳き。気配はコレ。毛ヅヤも良く、デキ自体は良い。出脚速く好位から。ツルマルジャパンをマークする競馬は悪くなかったが、追ってからが甘い。現状の能力差。

サマー2000シリーズ第5戦農林水産省賞典新潟記念(GⅢ)

アルコセニョーラ

+4kg。数字の割りに大きく見せる。気配も良く、今日は最初から走りそうな雰囲気が有った。元々出脚の甘い馬だが、今日も中段やや後方。ただ、道中の手応えは結構良い方で、直線ラスト400m過ぎから外へ持ち出すと一気の伸びで突き抜けた。戦前からデキの良さは伝わって来たが、余程良かったのだろう。ただ、直線は尻尾を振って限界以上に走った感も。次走は反動が出そう。

マイネルキッツ

少し硬さが有る様にも見えるが、許容範囲。馬体も悪くない。相変わらず出脚が甘く中段。追ってからもスパッと切れるタイプでは無く、ジワジワ伸びている間にアルコセニョーラが並ぶ間も無く抜き去って行った。前走福島戦時に右回りの方が良いかもと述べたが、そんな事よりも単にズブいだけ。ハンデ差有るにしても決め手がもう少し欲しい。

トウショウシロッコ

-12kg。歩様に柔らか味。馬体も絞れて来た。漸く復調気配。数頭分皆が最初から開けて走っていたが、中段の内々。直線もインから。決勝線上は馬場の真ん中に居たが、要は捌けるだけの脚が有った。ハンデ差や道中通った馬場差を思うと悪くない内容。あまり速い脚が使えず、多少決め手の差は感じたが、取り敢えずは復調成った。

ミストラルクルーズ

+12kg。変わらず毛ヅヤが抜群。ただ、エルコンドルパサー産駒は馬体の増減を比較的見た目に出さない方。それを差し引くと重い。ゲート少し悪く最後方から。新潟でも有りこれはこれで良いが、直線暫く伸びていたところで最後は同じ脚に。戦前期待した様に、目下のデキなら勝てた筈だが、太目が祟ったか。次走も注目。

フサイチアソート

+16kg。成長分というよりは戻った格好。ただ、まだ歩様に力が無い。馬群が前後2つに分かれていたが、後方馬群の先頭。新潟だから位置取りは何処でも良いのだが、直線向いて一瞬窮屈になるシーン。トモが甘いので、一瞬でもブレーキが掛かるとそこからが伸びない。ただ、それを思えば良く走っている方だろう。その内、重賞の一つ位は勝てる筈。

トウショウヴォイス

ズブさが有るので、これ位気合が乗って丁度。変わらずデキも悪くない。道中は中段やや後方。ただ、4角から大外ブン回して直線はジリジリ。乗り役は勝ちに行って早目に動いたとコメントしていたが、新潟でこの競馬は論外。以前にも述べた様に、賞金と売上が世界一の日本競馬はレースも世界一で有って欲しいのだが...。

サマースプリントシリーズ第4戦キーンランドカップ(JpnⅢ)

タニノマティーニ

-10kg。絞れたと見て良い。今季はずっと好調だった。例に依って出脚が速く、好位のイン。道中ずっとインに居て、直線ビービーガルダンを目標にアッサリと。殿人気だったが、今日はあくまで人気の盲点。トラックバイアスは当然味方しているにせよ、これ位は走って全く不思議は無い馬だった。何度も述べている様に出脚が速いのは現代競馬で圧倒的に有利。

ビービーガルダン

毛ヅヤが冴え、デキは絶好。ただ、馬自体が目立たない。出脚も速かったが果敢にハナへ。道中単騎、前走よりも遅いペースで行けたが、外枠から逃げるのと内から逃げるのとではスタート直後のロスが違う。特にタニノマティーニやマヤノツルギは速いだけに尚更だろう。3連勝でストップだが、ここらが天井。

キンシャサノキセキ

変わらずここへ入れば馬が違う。デキ自体も良い筈。スタート直後に乗り役の腰が落ちた分、出脚が甘く中段から。道中は例に依って引っ張り切りの手応えだったが、直線ビービーガルダンとタニノマティーニのポケットにハマリ、そのままゴール。乗り役は入れるスペースが有ったという話だったが、何れにしても手応え通りには伸びないタイプ。

キングストレイル

今日は精神面怪しく映ったが、馬体は何時も悪くない。出遅れて最後方から。4角外へ出そうとしていたが、出し切れずに結局インから。直線前は一応開いていた様に見えたが、上位3頭とは差。しかも、内にモタれて頭が上がっていた。相変わらず気性面が直らない。直れば楽勝の馬だが...。

マヤノツルギ

2人曳き。+6kg。見た目にスプリンター。気配も上々。出脚は一番速かった位だが、そこからの行き脚でビービーガルダンが勝り好位から。最後止まったが、道中の雰囲気は悪くなくこれは経験の差。タニノマティーニの項でも述べた様に、出脚が速いのは今の競馬で有利。慣れて来ればタニノマティーニの後継者にはなれる。

サマー2000シリーズ第4戦札幌記念(JpnⅡ)

タスカータソルテ

ガサの無い馬だが、馬に張りが有った。歩様もしっかり。あまり出脚速いタイプでは無く後方から。道中はインに入れて、3角から追撃態勢。マツリダゴッホとの間にフィールドベアーが一枚噛んでいるのだが、一番外からアッサリこれを交わし、決勝線寸前でマツリダゴッホを捕らえた。前走函館戦は休み明けの上に道中不利が有り、上積みは大きかったと推測出来るが、この頑張りは立派。ただ、基本的に非力なタイプで、レコードの出る馬場状態が向いた面も。底力の争いとなるとどうか。

マツリダゴッホ

2人曳き。シープスキンノーズバンド。馬振り断然も、良い時はもっと良く見せる馬。出脚速い馬だが、控えて好位。序盤引っ掛かっていたが、2角では既にスムーズに。まあ、ここ迄は想定の範囲内だが、マクりが武器のこの馬にしては3〜4角大事に乗って、動くタイミングが少し遅かった。休み明けで状態面怪しかった部分も大きいが、今日の勝ち負けだけを言えばもっと強引でも良かっただろう。ただ、このクラスになると毎回マクりに行くという訳にも行くまい。以前、タップダンスシチーもそういうジレンマに陥っていたが、奇襲が武器になる馬は金看板が却って邪魔に。

フィールドベアー

変わらず悪くない状態。歩様はこんなモノ。マツリダゴッホの出脚が速かった事も有るが、無理せず中段のイン。マツリダゴッホのマクりは予想通りで、これを目掛けての競馬だったが、付いて行けず、更に後方からタスカータソルテに差されと悲惨な内容。もうちょっとやれるかと思っていたが、案外。重賞級とは言えぬ。

アドマイヤタイトル

+8kg。流石に緩い。歩様も甘く、叩いてから。ゲートをスムーズに出られず最後方から。1年以上休んでいる事も有り、大事に乗って直線だけの競馬だったが、コンゴウリキシオーが引っ張り、タスカータソルテが勝つ展開でここ迄。力は有るので常識的には次走 狙い目になるが、この4着で人気になりそうなのが厄介。

メイショウレガーロ

2人曳き。馬振りは元々上位。落ち着いていたのも良い傾向。出脚はこの馬のほうが速そうだったが、コンゴウリキシオーが何が何でもの構えで行って2番手。戦前からの想定通り、マツリダゴッホがマクりに来てどうしても厳しい展開になるのだが、その割に最後地味に差し返している。馬振りも悪くないのに、オープンだと毎回人気にならないが、暫く追い掛けて損は無い。

マイネルチャールズ

+12kg。馬体増は成長分。毛ヅヤが良く気配も上々。緩んだところも無く文句の付け様の無いデキ。出脚悪くなく好位のイン。序盤引っ掛かっていたにせよ、途中からはスムーズだったし、4角マツリダゴッホを行かせてフィールドベアーの内から併せる格好なら悪くない展開だろう。なのに追ってサッパリ。明らかにデキが良かっただけに、尚の事不満が残る。世代レベルとかそういう話では無い程のやられ方。もう1走猶予を。

マンハッタンスカイ

2人曳き。-20kg。骨格良い馬だが、中身が無くなった。コンゴウリキシオーを行かせて好位。早目に動いて行ったがそこ迄。デキ落ち。

サマースプリントシリーズ第3戦テレビ西日本賞北九州記念(GⅢ)

スリープレスナイト

+10kg。決して太くない。成長している。一瞬の出脚はエムオーウイナーより速かったが、無理せず2番手。外から競り掛けて来る馬も居らず、道中楽に追走出来た。4角も、少し仕掛けただけで直線アッサリと。今日の相手は大概だが、56kg背負ってこの時計は優秀。ゲートを出る様になったのも大きい。昨年のサンアディユもそうだが、出脚が有るのが一番のセールスポイント。GⅠも視野に。

マルカフェニックス

馬体は悪くないが、歩様に力が無い。半馬身出負けして中段やや後方。内枠で出遅れ、しかも荒れ馬場と最悪の条件だったが、前がバラけて比較的縦長の展開。馬場の悪いところを避けられ、4角も外に持ち出しと理想的な競馬が出来た。スリープレスナイトがチギる競馬も向いただろう。重賞級とは言えない。

ゼットカーク

2人曳き。気負っていたが、馬体にメリハリが有った。スリープレスナイトとエイムアットビップには負けていたが、出脚速くスリープレスナイトを見ながらの競馬。4角ではエイムアットビップに叩かれていたが、そこから盛り返して3着。マルカフェニックスも強い馬では無く、その意味では微妙な面も有るが、1000万の直線競馬をマグレ勝ちした馬がこれだけ走れば上等だろう。51kgも圧倒的に恵まれていた。

マッチメイト

2人曳き+8kg。多少太い筈だが、毛ヅヤが良かった。歩様もしっかり。出脚はエムオーウイナーだったが、外へ持ち出したエムオーウイナーを無視してずっと最内。良く有るパターンだが、こういう馬場でも最内1頭分は結構走れる。ハンデも有るが、前走阪神戦がそうだった様に、単騎なら渋太い。

クールシャローン

短足で見栄えしないが、デキ自体は変わらず悪くない。出脚甘く中段から。3角迄はラチ沿い走っていたが、マッチメイトが前に居て、二匹目の泥鰌は居ないと判断したのか、ここから外へ。こういう中途半端な事をしていては厳しい。ただ、それでも大きく負けている訳では無い。力は足りる。

エムオーウイナー

変わらずデキは良いが、もっと絞れぬと。一瞬はスリープレスナイトの方が速かったが、二の脚でハナ。ただ、前開催から比較的良い馬場状態で来ていたのに、前日の土砂降りで一気に悪化。最初から数頭分開けて走っていたが、直線で馬場の真ん中へ。直線はともかく、新潟のコスモプラチナの様にコーナーだけはしっかり回って来ないと駄目。最内伝っていたマッチメイトが4着に残っているのだから尚更だ。力は有る馬だが、近走運が無い。

エイムアットビップ

下見は落ち着いていたし、馬体も悪くないが。出脚良く好位。道中は悪くない様に見えたが、直線向いてサッパリ。デキ?

北海道新聞杯クイーンステークス(JpnⅢ)

ヤマニンメルベイユ

-6kg。歩様に伸び。胴長の馬体。むしろ細く映る位だが、いきなりから緩んだところが無かった。好発。急かした訳では無いが、1角へ出脚で逃げ込んでハナ。1000m通過が60.9秒。今日は枠の利も有ったが、出脚が速いから他馬が競り掛けて来ず、道中楽が出来る。直線ももがく後続を尻目に、0.3秒差の圧勝。このレース、毎年開幕週に施行され、逃げ馬有利なレースでは有るのだが、今日は能力だけでは無く上手さも違っていた印象。

レジネッタ

最後方を周回し、チャカつく。ただ、馬体は充実。出脚も無かったが、折り合いに専念して後方から。折り合いは付いたが、スローを嫌って外を地力で動く格好。0.3秒差なのに2馬身差だから2番手以降は止まっている事になるのだが、それでもこの馬自身はしっかり伸びていた。地力は充分に示した一戦。ただ、イレ込みは課題。

フミノサチヒメ

これだけ落ち着いていれば上等。歩様も、如何にもガサの無い牝馬といった印象だが、非力に映るよりは良い。出脚無かったが、内枠の馬が皆先行してくれて中段。道中の手応えも大して良くなくて、追い出しても頭が上がっていたが、その割にはしっかり伸びていた。勿論、展開とトラックバイアスが大きいが、現状のズブさを思うと現状ではこの辺りの距離が向く。

アドマイヤスペース

2人曳き。-14s。前走函館戦が太かっただけ。イレ込み気味だが、堪えは利いていた。出遅れて後方。腹括ってずっとインから。出遅れたロスが有ったとはいえ、外からフミノサチヒメに追い負けている様では駄目。準オープンでもどうか。

エフティマイア

+24kg。数字はこれで良いが、まだ実になり切っていない。出脚でヤマニンメルベイユに叩かれ好位のイン。道中は折り合っていた筈だが、追ってからが甘い。着差こそ僅かにせよ、小回りなら良くも悪くもこの程度。広いコースの方が向く。

ユキチャン

2人曳き。シープスキンノーズバンド。+8kg。白毛で何ともいえぬが、気持ち余裕が有る様にも見えた。もうちょっと先行出来るかと思ったが、この馬自身出脚が甘く、ゲートも真っ直ぐに出られずで中段から。道中はまだ良かったが、回り脚も甘く、レジネッタにはアッサリとマクられた。現状は決め手不足の不器用な直線レーサー。結果的にダートが向く格好。出脚が来れば全てが解決しそうだが、相当の鍛錬が必要。

デヴェロッペ

+28kg。馬だけならコレ。緩んだところも無く全てが成長分。歩様も力強いスタート一息で、中段やや後方。スローとはいえ、4角手応え有った様に見えたが、直線全く追わず。脚元問題無いという話なので、次走狙い目に。