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競馬回顧 2025年1回中京

第66回アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)

ダノンデサイル

2人曳き。シープスキンノーズバンド。-4kg。今日も落ち着いていた。前走が少し余裕残しで、それより締まって見えた。意外と前走以上かも。歩様も悪くない。ゲート五分。マテンロウレオに締め込まれて、引かざるを得ず、中段。隊列が固まる迄は、馬が少し戸惑っている様にも見えたが、馬が外に居なくなってからはスムーズ。4角手前から外を進出して、直線も大外。ハイペースではなかった分も有って、スパッと切れた印象ではなかったが、最後迄力強く伸びて、前の馬を捕まえた。快勝。昨秋がイマイチだっただけに、兎にも角にも勝ち切ったことが何より。デビュー当時は操縦性の悪そうな馬だったが、テン乗りで結果を出した鞍上だけでなく、そこ迄の過程に関わった関係者の努力も光る。

マテンロウレオ

前走中京戦も気配は良かったが、今日もキビキビとした周回。馬体はもう少し絞ってもいいのだろうが、前走を思い起こせば、これでも締まった方。叩いて良くなっている。好発。それでも出脚は速くなく、押して好位。ダノンデサイルだけは叩くつもりで乗られていた様に見えた。結果的に好位の3〜4番手。出して行った割には我慢して走っていた。ペースの上がった3〜4角中間で内目を回って、脚を矯めつつ距離を稼ぎ、直線もインから。坂下でコスモキュランダに並び掛け、一瞬はやったかの場面だったが、最後に外からダノンデサイル。120%の立ち回りだが、ダービー馬を称える外ない。とはいえ、そのダノンデサイルは自身のお手馬。程度は違えど、ダノンデサイルもこの馬も、苦しい状況から上手く立て直した。ベテランの手腕健在。

コスモキュランダ

+6kg。今日もスッキリ。これ位の方が見た目はいい。歩様もスムーズで、その点でも今日は良かった。ゲートの怪しい馬だが、今日も出遅れ1馬身不利。外から次々と来られて、行き場もなく、中段やや後方。今日は最初から行きたがっていた様にも見えたが、向正面に入って動き、3角で好位。今日はペースの遅いところで動けたので、展開が楽になった。3角で一息ついて、4角手前から再び前を追う形。坂下で先頭に立って、自分の形には持ち込めたが、内で楽をしていたマテンロウレオに登坂力で負け、ダノンデサイルにも捕まって3着。とはいえ、0.1秒差。最初から前に居たら押し切っていただろう。マクりが出来るからそれに頼るが、やはりゲートは出た方が成績は安定する。

ボルドグフーシュ

前肢にバンテージ。-10kg。前走京都戦は如何にも休み明けといった馬体だったが、狙い通り、絞れて来た。歩様ももう少し良くなる余地が有る。ゲートはやや後手。少し押して中段。押した分、道序盤のリズムが悪かった。3角でも少し外から寄られ、勝負どころから上がって行けず、4角も内目の進路がなくて、大外へ行かざるを得なかったが、競馬が終わった後。前と大きく離された。流れに乗れれば、もう少し違う気もするのだが、やはり頭が高い走法は気になるところ。勝負どころの反応がもっと良ければ、結果は違った筈。

ライラック

-4kg。見た目だけなら、休み明けの東京戦が一番良かった。数字は当時より大分減らしているのだが、今の方が造りが緩慢。毛ヅヤが落ちて来たのは仕方がないとしても、歩様も落ちている。五五分の発馬だったが、行く気がなく中段。直ぐ隣がレーベンスティールで、最初から決め打ちのマーク策。4角迄は横の位置取りも、レーベンスティールをなぞる様に追走していたが、直線だけ外へ。そのレーベンスティールが坂下で手応えがなくなる中、こちらはジリジリ伸びて5着。力量差はそれなりに有るのだろうが、器用さが強み。その点では距離が有った方が誤魔化しが利く。

レーベンスティール

2人曳き。前肢にバンテージ。+12kg。数字通り、全体に立派。太い分なのか、歩様も少し窮屈。少し気負い気味なのは元々だが。ゲート五分。出たなりで中段から。道中の折り合いも付いていた。向正面迄は内に居て、3角から少し外へ。ただ、コーナーでの反応がイマイチで、坂を上る前に脚がなくなってしまった。中山で実績が有っても、実際のところはコーナーの脚がなく、今日の様な展開は向かないのだが、それにしても負け過ぎ。鞍上の話では距離が長いとのことだが、次走試金石。

第30回プロキオンステークス(GⅡ)

サンデーファンデー

遮眼革。気配に乏しいのは何時ものこと。馬体はドッシリと見せて、この点も前走阪神戦とほぼ一緒。歩様も悪くない。ゲートの失敗も多い馬だが、今日は好発。オメガギネスも積極的に来たが、最内枠の利を生かして1角で何とかハナ。どちらかといえば、後続を引き付けながらの逃げだったが、1000m通過61.3秒だから、行き切ってからは楽が出来た。最後は接戦だったが、4角から突き放す脚も有り、坂を上ってからも渋太く粘って、押し切った。ただ、もう少し出脚が欲しい。今日はオメガギネスがスタート直後に躓いていなければ叩かれていた可能性も有った。今日はたまたま上手く行っただけで、外枠からジワッと乗った方が無難に走れる気もしないでもない。

サンライズジパング

少しテンションが高い。+4kg。昨秋から一戦毎に馬体が増えているが、太い印象はない。昨春に気になった歩様の甘さもマシになった。ゲートをポコンと出たことも有るが、出脚が鈍く、出ムチを入れて何とか中段。器用なタイプではないので、最初から外へ持ち出していたが、この立ち回りの割には上手く運べたか。3角過ぎからオッツケても中々進んで行かず、実質は直線勝負。そこからもスパッと切れた印象ではないのだが、ジワジワ伸びて来て、最後はアタマ差と惜しい2着。この馬の現状からすれば、これで仕方がないところ。次走は沙国で芝の3000mという話も有る様だが、ダートで勝ち切るのが難しい以上、目先を変えてみるのは当然。

ドゥラエレーデ

前後肢にバンテージ。+4kg。少し腹回りがボテッと映る。前走位の方が良さそう。脚捌きはそこ迄、変わらないが。ゲート五分。出脚も有る馬だが、サンデーファンデーに行かせて、その番手。前走で砂を被っても問題ないことが分かったが、今日も我慢して走ってくれていた。ただ、追ってからの決め手がなく、どうしても相手なり。サンライズジパングが外から来て、ひと踏ん張りしているとはいえ、またしても3着。この形でも競馬出来る様になった点は大きいが、逆にいえばこの形で勝てないのなら意味がない。勝つ確率を上げるなら、早目に動く形の方が良さそう。

ホウオウルーレット

シープスキンノーズバンド。前後肢にバンテージ。腹袋が目立つが、これは元々。ただ、今日の方が歩様が滑らか。ゲート五分も、出脚でやられて中段から。この鞍上が乗っても、外を回すことが多い馬だが、今日は枠なりに内々からの立ち回り。ただ、砂を被っても、特に嫌がる素振りはなかった。4角での反応は少し鈍かったが、直線に向いてから左手前のまま伸びて、ここ迄。ただ、ずっと左ステッキだった様に、内にモタれてもいた。砂を被っても問題ないなら、ラチを頼った方が無難か。内枠を条件に、次走狙い目。

ミッキーヌチバナ

シープスキンノーズバンド。前後肢にバンテージ。今日は少し煩い。皮膚を薄く見せて、デキ自体は良さそうだが。出遅れ1馬身不利。鞍上も急かす様子はなく、後方からジックリと。コース形態の関係で、コーナーで外を回って追い上げることは中々難しいが、直線に向いて、最後の最後に伸びて来た。トビが大きく、成績にムラが生じるのは致し方ない面も有る。これで一応は完全復調とみていい。あとはハマるかどうか。東京の方が確率は高そうだが、この馬にとっては2100mの重賞が欲しいところ。

オメガギネス

最近の中では間違いなく一番良かった。馬体はそこ迄、変わらないのだが、踏み込みが深いのが目に付いた。スタート直後に躓いたが、出脚でカバーして2番手。本気を出せば、ハナも行けた筈だが、鞍上の選択で2番手から。ペースが大して速くなかったことも有るが、道中は逃げていたサンデーファンデーにプレッシャーを掛けながらの追走。しかし、4角で手応えが怪しくなり、坂を上れなかった。躓いたことに依るダメージがどうだったかは何ともいえないが、近況の不振そのままの内容。暫く掛かりそう。

第1回小倉牝馬ステークス(GⅢ)

フェアエールング

パシュファイヤー。前肢にバンテージ。+12kg。元々が細身に見せる方だが、数字は増えていても見た目は前走福島戦とほぼ変わらず。歩様が堅いのも何時ものこと。ゲート五分。出脚が速いということはなさそうだが、押して中段やや前。最内にエンパイアウエストが居て、1頭分、外を走る形になったが、これはこれで結果的に良かったか。スッと上がって行ける感じではなかったが、3〜4角中間から進出。直線に向いた段階では、内を回ったシンティレーションに出られていたが、ジワジワ伸びて捕まえた。同着の重賞初制覇だが、相手がシンティレーションなら、むしろ箔が付いたといえるか。ただ、馬格がないので、今後ハンデを背負った時がどうか。

シンティレーション

2人曳き。これもスカッと見せる方で、迫力の有るタイプではないのだが、今日は少し緩く映った。とはいえ、時期が時期だけに毛ヅヤが落ちた分も有るだろう。気配は悪くない。ゲート五分も、鞍上に行く気がなく、中段やや後方のイン。リズム重視で乗られて、道中は気分良さそうに走れていた。4角で馬群が横に広がったことも有り、インを回って上手くショートカットして、一旦は抜け切っているのだが、加速が鈍く、最後にフェアエールングに並ばれ、同着。この辺りはベストが東京ということだろう。とはいえ、東京だと前走の様にGⅠクラスが出て来ることも多く、今日はタイトルに手が届いたということが何より。

コガネノソラ

後肢にバンテージ。+14kg。数字分だけ緩い。以前より落ち着きが出て来た点はいい傾向。歩様の硬さも今日はまだマシ。一完歩目が遅く、半馬身程、出負け。鞍上も腹を括って、後方から。これは仕方がないが、道中の行き振りがもうひとつ。特にコーナーの脚が怪しく、マクれないので、内の馬に進路を与える形になってしまい、余計に外を回される形になってしまった。直線はラスト100m過ぎに右手前になりながらも、最後迄、良く伸びていたが、開幕週ではこれが一杯。札幌戦はコーナーを上手く回れていたが、今日はその点が甘かったのは意外。斤量の問題なのか、馬体増の影響なのか...。

オーロラエックス

小回り向きかどうかはともかく、胴長の馬体で、ゆったりと歩けていた。踏み込みも深く、特に減点材料はない。ゲート内で横を向いている時にゲートが開いてしまい、出遅れ1馬身不利。出脚もなく、後方から。トビが大きい影響なのか、道中の行き振りもイマイチ。ノビノビと走らせる外なく、素直に4角も大外。コガネノソラより回り脚が速かった点は評価したいが、流石に今日の展開でこれだけ外を回されると厳しい。51kgの恩恵はそれなりに大きいとはいえ、今日はこれで力を示した一戦。広いコースの方がいい。

エミュー

今回から遮眼革。430kg台の数字なりに纏まった造り。歩様はこの馬独特だが、馬に活気も有って、何時ものこの馬。ゲートは出ているが、大して進んで行かず後方から。道中の行き振りは悪くなかった。3〜4角から外へ行く馬が多い中、ワンテンポ待って、距離を稼ぐ形。この点は上手く行ったが、直線に向いてからの反応がもうひとつ。当初、狙ったスペースへ入れなかった。5着はあくまで最後の最後に伸びた分。最低人気で5着なら大健闘なのだが、これも意外と広いコースの方が良さそうな印象。

クイーンズウォーク

前後肢にバンテージ。+10kg。気配が地味なのは何時も通り。今日は数字分だけ少し緩いとしても、馬の見た目は確実に良くなっている。それよりも、歩様の甘さが直らない。微妙にゲートが悪く、直後にアスコルティアーモと軽く接触したが、ほぼ問題なく、この馬の出脚で好位。道中の行き振りも良く、3〜4角で上がって行った際の雰囲気は楽勝ムードだったが、直線に向いて案外。1000m通過57.7秒と序盤のペースが速く、結果的に早仕掛けだったか。馬ももう少し成長が欲しいところだが、今年に入って鞍上が乗れていない感も有る。

第65回京成杯(GⅢ)

ニシノエージェント

後肢にバンテージ。+2kg。数字はほぼ一緒だが、前走より馬が明らかに締まって良くなった。歩様も悪くないが、今日はテンションが高い。1完歩目がアオり気味だったことも有るが、鞍上に行く気もなく、後方から。1角迄はかなり行きたがっていた様に見えたが、1角で外へ持ち出し、そこからはスムーズ。荒れ馬場の影響で馬群がバラけ気味だったことも有るが、3〜4角中間から馬群の間を進出。直線入口で前を射程圏に捉え、最後迄ジワジワ伸びて捕まえた。荒れ馬場を苦にしない点は強みといえそうだが、普段なら中々開かないところ。展開が向いた。ただ、このレースが2000mに延長されて以降、2分を切るのは2004年のフォーカルポイント以来、2回目で、時計は優秀。この器用さは強敵相手でこそ生きるかも。

ドラゴンブースト

前走京都戦も馬は良く見せたが、今日もそのまま。歩様にブレがなく、体幹がしっかりしている。気配も良かった。これもゲートがヨレ気味で、出脚が鈍ったが、押して中段。押した分、掛かっていた。こちらは最初からイン狙いで、1角で内ラチ沿い。そこからは折り合いが付いた。3〜4角の手応えが抜群で、持ったままで進出。ニシノエージェント同様、これも上手く内目を回って距離を稼ぎ、前を行くキングノジョーを坂下で捉えた迄は良かったが、そこから突き放す脚がなく、モタついたのが痛い。坂を上り切って何とか交わしたものの、ニシノエージェントとは最後の勢いが違った。しっかりした見た目の割に、登坂力がない。もう少し馬力アップが必要。

ミニトランザット

前肢にバンテージ。+4kg。前走京都戦よりは緩さはマシ。デキ自体は悪くなさそうだが、馬のスケールは決して高くない。ゲートのタイミングが合わず、2馬身近い出遅れ。腹を括るしかなく、離れた最後方から。周囲に気を遣わず走れたことも有るだろうが、道中はリズム良く走れていた。4角手前から外へ持ち出し、直線も大外から。前が内目を捌いた馬だけに、悔いの残る部分も有るが、一瞬は勝ったかと思わせる瞬発力。最後は明らかに勢いが鈍っており、完成度の低さが出た格好だが、トビが大きくて高く、フォームのいい馬。基礎体力が付いてくれば、面白い馬になりそう。先々楽しみ。

キングノジョー

2人曳き。前肢にバンテージ。+4kg。数字は大して変わっていないが、馬は少し成長している様で、それなりに大きく見せる。胴が短く、首が長いタイプ。ただ、少し頭が高い。ゲート五分。直ぐ外のシマサンブラックの方が出脚は速かったが、引いてくれたのが幸い。ジワッと行かせて、好位3番手辺り。前の2頭はやり合っていたが、少し離れた位置で折り合いも付いた。ただ、前がやり合った影響で、3〜4角中間で前の2頭が失速、4角手前で押し出される形で先頭。流石にこれは早過ぎた。ドラゴンブーストのいい目標になってしまい、坂を上り切れず失速。ペースが速かったとはいえ、2着が欲しかったところ。

パーティハーン

馬体は纏まっているが、まだ全体に芯が入っていない印象。完成形はもう20kg程、増えた状態か。ゲート五分。枠も遠かったが、出脚も速くなく、押しても大して進んで行かず、結局は引いて中段。馬場のいい外目を敢えて選んで乗られていた様に見えたが、直線は大して伸びなかった。今日のところは力負け。見た目通り、もう少しパワーアップが必要。

第72回日経新春杯(GⅡ)

ロードデルレイ

前後肢にバンテージ。前走は少し馬体の張りが甘かったが、今日はまだマシ。歩様は元々悪くなかったが。ゲートも微妙に悪かったが、この鞍上にしては珍しく行く気がなく、後方から。ただ、馬場が悪い影響で、内目の馬を避けて通る馬が多く、スペースが出来て、その内目を進出して徐々に前へ。メイショウタバルが大逃げを打つ形になったが、4角では馬群の先頭に居た。例に依って、頭の高い走法で、直ぐに止まりそうにも見えるのだが、坂を上って3馬身程のリードを取り、最後は抑える余裕すら有った。完勝。デキが良くなっていたことも大きいのだろうが、それにしても強かった。見た目よりは馬場がしっかりしている影響も有るのだが、時計もかなり速く、中距離なら主役級。

ショウナンラプンタ

前走京都戦は煩かったが、今日は落ち着いていた。少し太い気もしないでもないが、筋肉の輪郭が浮いて、馬は張っている。歩様が堅いのは元々。ゲート五分。出脚を使わず、この馬の行き振りで中段から。折り合いは付いていたが、今日の展開で外々を回されたのはいい方に出なかったか。4角も大外を回し、直線入口で付けられていたロードデルレイとの3馬身差が最後迄、詰まらなかった。今日のところは枠の差に泣いた格好。力そのものはこのメンバーでも足りる。もう少し瞬発力が有ると尚いいが、上がりが掛かる条件さえ満たせば堅実。

マイネルエンペラー

+6kg。柔らか味の有る筋肉。トモから手先迄、全てがしなやか。淡々と歩けていた点も好印象。この時期にしては、毛ヅヤも良かった。ゲートは出たが、出脚がなく、枠の利で何とか中段。道中の行き振りは悪くなかったが、最内は避けつつの立ち回り。ただ、前のケイアイサンデラが邪魔になって、4角でインへ押し込められる形となり、その間にロードデルレイに先を越されてしまった。最後は伸びているが、3着確保がやっと。とはいえ、昇級即重賞という点を考慮すれば上出来。こういう馬場は上手そうなタイプで、長い活躍が期待出来そう。

ヴェローチェエラ

前後肢にバンテージ。前走京都戦と変わらず。馬のレベルではヒケを取っていないが、もう少ししっかり踏んで欲しい。ゲート五分。出たなりで中段。向正面では、ロードデルレイと並走。枠の並びの関係で外を回す形になったのは仕方がないが、それにしても4角は膨れ気味になっていた。直線に向いて、一瞬は最低でも2着が有りそうな雰囲気だったが、最後に失速。結果的に、外を回し過ぎた。この鞍上は先週もアルテヴェローチェで外を回して、内の馬にスクわれたが、もう少し工夫が有って良かった。マトモなら2着だったことだけは分かるが、これでは能力判定にならない。

サトノグランツ

+8kg。冬場は絞り辛いのか、馬体が増える傾向。500kgを超えると基本的には重いのだが、今日は妙にスッキリと見せた。歩様も悪くない。好発。行ければ前へ行くつもりだったのだろうが、出脚が速くなく、諦めて後方。それでも、スペースが有れば、押し上げて行っていたが、この馬自身も手応えが悪く、前の馬も壁になり、4角で上がって行けなかったのが痛かった。ただ、決め手のないこの馬にとって最悪の形だったことを考えると、5着ならそこ迄、悪くない結果。多少なりとも復調しているのだろう。あとは3000mをこなせると、活躍の幅が広がるのだが...。

メイショウタバル

+8kg。馬に活気が有って、デキ自体は良さそうだが、今日は少し太いか。胴長の馬体で、そこ迄、目立たないのだが。歩様は問題ない。ゲートは微妙に分が悪く、押してハナ。最初から行きたがっていたが、1角過ぎからはほぼノーコントロール。1000m通過57.7秒と、2200m戦としては有り得ないペースになってしまった。これでは競馬にならない。気性面が解決しないことには。

第59回日刊スポーツ賞シンザン記念(GⅢ)

リラエンブレム

+6kg。いい馬だが、今日は少し腹回りがボテッと映った。馬体に柔軟性は有りそうだが、まだ歩様に力感がない。ゲートはやや後手。出脚自体は速そうだが、外から行った馬が多かった分、2角で引かざるを得ず、全体では8番手辺りから。向正面ではアルテヴェローチェの方が後方だったが、3角過ぎからアルテヴェローチェが動いてくれて、いい目標になった。そのアルテヴェローチェが直線で妙に外へ行ってくれた点もこの馬には味方したが、坂下から並ぶ間もなく交わして、2馬身半差だから、単純に馬も強かった。今の状態でこれだけ走れるなら、素質は相当高い。あとは成長力の問題。この厩舎は、中々馬が成長しないことが多く、今後は厩舎技量が問われる。

アルテヴェローチェ

2人曳き。前後肢にバンテージ。-10kg。数字は絞れたとみていいが、前走京都戦以上に煩かった。馬振りだけなら明らかに一枚抜けているのだが...。好発。出脚を使わず、ジワッと中段。今日は折り合いが付いたが、前走のことを考えると、早目早目の競馬は仕方がないところ。3角手前から少し番手を上げ、4角で射程圏。直線は多少膨れた分も有ったにせよ、馬場のいい外へ持ち出し、横綱相撲に出る形。そこからはリラエンブレムの決め手が違ったが、登坂力で決着を付けられながらも、最後迄、伸びてはいた様にも見えた。横綱相撲といっても、競馬が雑だった訳ではなく、あくまで完敗の2着。馬はいいので、気性面が改善すれば変わる可能性も有るのだが、一先ず今日のところは真打の座から陥落。

ウォーターガーベラ

前走は妙に煩かったが、今日は落ち着いていた。この時期の牝馬にしては毛ヅヤも良かった。ただ、馬は極々平凡。トモも甘そう。ゲートが開いて、鞍上の腰が落ちてしまい、ダッシュが付かず後方から。ただ、人気もなかっただけに、最初から思い切って乗るつもりだった様で、直ぐに内へ入れて、4角を回り切ってから外へ。道中の折り合いもスムーズだったが、上手く脚を矯めていた。少し進路を探す場面も有ったが、最終的にはリラエンブレムの通った位置辺りで、坂上からマイネルチケットとの併せ馬。ハナ差だけ凌ぎ切って3着浮上。尤も、今日は今日は直線でゴチャつく場面を上手く避けられたことも好走要因のひとつで、現状は500万も怪しい。とはいえ、先週、当地戦で2着だったウォーターリヒトの妹に当たる血統で、昨年の兄に次ぎ妹も3着。ウォーターリヒトもそうだが、明らかに冬場の方が成績がいい。季節が巡ったらまた狙ってみたい。

マイネルチケット

+12kg。数字は増えたが、寸の詰まったタイプで、前走東京戦と見た目はほぼ変わらず。太い印象はない。歩様も悪くない。ゲートは一応五分だが、出脚がなく、直ぐ外のタイセイカレントに叩かれて、中段やや後方から。道中はずっと力んでいて、鞍上が引っ張りながらの追走。今日は競馬がチグハグで、4角は逆に手応えが怪しくなり、直線はフラつき気味でも有ったが、結果的にタイセイカレントの粗相には巻き込まれずに済んだ。一瞬は3着の場面ながら、流石に最後は止まったが、今日は地力を示した一戦。ただ、折り合い面を考えると、距離は1400m位の方がいいか。

タイセイカレント

-6kg。これも寸詰まりのマイラー体型だが、馬体が締まったのはいい傾向。微妙に歩様が甘いのも、未だマシになった方。ゲート五分。出脚も速かったが、内から出して行って好位。ただ、誰もハナだけは行きたくなかった様で、暫く譲り合っている様にも見えた。兼ね合いが付いたのは3角辺りだが、折り合い面はスムーズ。4角の手応えも絶好だったが、直線に向いて進路がなく、少し強引に外のレーヴブリリアントを弾いたところ、複数の馬が影響を受ける形になってしまった。実効9日の騎乗停止は最近の制裁にしては厳しいが、故意と判定された部分も有るのだろう。逆にいえば、それで5着かという気もしないでもない。これも距離が長いのかも。

ジーティーマン

前後肢にバンテージ。腹回りは緩い気もしないでもないが、馬は悪くない。踏み込みも深く、素質は感じる。ゲートは半馬身程の後手。出脚で挽回する前に進路が塞がってしまい、控えざるを得ず、後方から。道中は口を割って行きたがっていた。早目に外へ持ち出していた分、例の不利を食らわずに済んだが、直線は大して伸びず。トビが高く、この点でも素質の高さを感じるのだが、現状は生かせていない。

第41回フェアリーステークス(GⅢ)

エリカエクスプレス

気性的に不安定な馬が多い中で、落ち着いていたのが何より。迫力は然程ではないが、良く纏まっていて、完成度が高い。歩様もスムーズ。スタートは躓き気味だったが、出脚が速く、ニシノラヴァンダに抵抗しつつ、好位。ニシノラヴァンダ,ティラトーレと、馬が横に居る場面では少し力んでいたが、消えてからはスムーズ。4角手前から少し促しつつ前へ並び掛け、坂下でティラトーレと一騎打ち。登坂力で決着を付けて、そのまま押し切った。最後は抑える余裕も有り、快勝。今日の荒れ馬場で1分32秒台も優秀。単純に強かった。ただ、ピッチ走法気味で、距離延長はいい方に出ない可能性も有る。広いコースも果たしてどうか。

ティラトーレ

2人曳き。前肢にバンテージ。少し気負って、チャカつき気味。寸詰まりだが、トモが張って、見栄えはする。手先が軽いのも特徴。積極的に出して行って2番手。これも横に馬が居ると、掛かっていたが、居なくなってからはスムーズ。外からの先行で、1000m通過57.3秒と、結構速いのだが、3〜4角中間から押して前へ並び掛け、勝ちに行く競馬。前述した様に、エリカエクスプレスが強過ぎて、坂が上り切れずに苦しくなったが、何とか2着は確保。後方から2頭が差して来たが、踏ん張り切った点は評価したい。この時期だけに、賞金を加算出来たのも大きい。ただ、もう少し下見から落ち着いて欲しい。気性面で成長して来れば、もっと大事に乗れる様になる筈だが。

エストゥペンダ

前後肢にバンテージ。+4kg。馬体が増えるのはいい傾向。垢抜けた馬体の持ち主でも有るが、未だトモが甘い。半馬身出負け。出脚も付かず、後方から。折り合いを付けるのに苦労していた馬だが、今日はスムーズ。4角手前から外へ持ち出し、直線も外から。このペースの割には前が残る形になったが、1頭だけ違う脚で追い込んで来た。逆にいえば、それでも3着という見方も出来るのだが、トビが大きいので、東京の方が向きそうなタイプでは有る。トモの甘さが快勝すれば、もう少し出脚もマシになりそうで、先々は有望。

マイスターヴェルク

2人曳き。+8kg。例に依って、かなりチャカついていた。ただ、骨格のしっかりした馬で、今日は数字分だけ太いとしても、馬振りは上位。ゲートは決まったが、出脚でやられて中段。上手く流れに乗れて、レースが流れた分、馬群もスムーズに捌けた。直線に向いてからも伸びているが、あと一歩届かず。馬力も有る筈で、今日の展開なら2着は有っていいのだが...。鞍上の話ではレース迄に消耗してしまっているとのことで、下見での落ち着きが鍵。

キタノクニカラ

シープスキンノーズバンド。前走東京戦は少し煩かったので、落ち着いているのが何より。馬はそれなりに纏まっている。400kgを切る馬としては、歩様も力強い。ゲートも微妙に悪かったが、出脚も鈍く、後方に近い位置。前との兼ね合いで引っ張る場面が有ったのは少し勿体なかったが、道中の行き振りも悪くなかった。4角手前から徐々に外へ持ち出し、4角でホウオウガイアを弾きながらも、伸びて来た。前とは差が有る5着だが、いい根性が有る。馬格がない分、小回りが利くのは長所。裏を返せば、東京では500万でも勝負にならない。

ホウオウガイア

2人曳き。+12kg。落ち着いている点は何よりだが、今日は太い。いい馬なのは間違いないのだが...。ゲート五分も、出脚が怪しく、押して中段。道中は少し内にモタれ気味で、リズムが悪かった。4角で既にアラアラ。今日は競馬にならず。マトモなら勝てる馬で、立て直して改めて。

第74回日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ)

アルナシーム

前肢にバンテージ。良くいえばドッシリ見せるが、微妙に太いかも。それでも馬に張りは有った。歩様は何時もこんな感じ。距離に不安が有っただけに、落ち着いていたのもいい傾向。好発。2000mなら流石に出脚も速かったが、先行したい馬がドッと来て、結局は中段やや後方から。課題の折り合いも、テンに余計なことをしない分、スムーズだった。今日は流れたことも有るが、3角過ぎから馬群がバラけ出して、徐々に外へ。直線は登坂力の違いで前の馬を捕まえ、そのまま押し切った。今日は会心の騎乗でも有ったが、陣営の話通り、確かに2000mの方が良さそう。ただ、毎度の話になるが、今後は斤量との戦い。次走は再度の中山戦とのことだが、GⅡの別定戦だけに斤量の心配はなく、そこも通過点にしたいところ。

マイネルモーント

+8kg。前走京都戦の方がスッキリと見せていたが、今日のほうが落ち着いていて、集中力が有った。馬振りも負けていない。一歩一歩にブレがなかったのも好印象。半馬身位の出負け。直ぐ内のカラテに前を塞がれ、控えざるを得ず、後方に近い位置。道中は狭い位置でジッとする外なかったが、前述した様に3角過ぎから馬群がバラけて、眼前のアルナシームがいい目標になった。あとは只管付いて行って、2着確保。これで当地は5戦オール連対。スパッと切れるタイプではなさそうだが、坂を上り切ってからも止まらないのがいい。今日の様な少し時計の掛かる馬場も合う。逆にいえば、9月の高速馬場だと微妙。仮にその条件になるのなら、飛ばしてみても面白い。

ボーンディスウェイ

遮眼革。名前と馬体の迫力が一致するタイプだが、漸く中身も伴って来たか。それで居て、手先が軽いのもいい。時間は掛かったが、完全に本格化。ゲート五分。気合を付けて先行。1角でホウオウビスケッツに来られた際に力んだが、向正面に入ってからはリズム良く走れていた。坂下辺りで前へ並び掛けたが、その段階でアルナシームに交わされ、そのままこの馬なりの伸びで3着。今日の展開だと前へ行って切れる脚を使うのは難しい。少なくともこの馬が勝つ展開も有ったと思わせた内容。とはいえ、恵まれた図体の割にピッチ走法で頭も高い。実のところはダートの方が良さそうな印象も有る。

クリスマスパレード

2人曳き。前走京都戦はかなりチャカついていたが、地元戦ということも有って、今日は落ち着いていた。スラッとした造りは元々だが、トモの甘さも変わらず。ゲート五分。少し出して、好位の想定だった筈だが、直ぐ内から先導したディオスバリエンテが決勝線辺りで引いて、押し出される形でハナ。ここのペースが結構速かったのと、道中もホウオウビスケッツにピッタリマークされて、息の入り辛い展開になった。それでもホウオウビスケッツは直線入口で振り切り、坂を上り切る辺り迄は先頭。惜しい4着。非力なタイプだけに、今日の様な時計の掛かる馬場がどうかと思っていたが、マトモなら勝っていた。次走未定だが、今年は大きいところに手が届くかも。

ギャラクシーナイト

オーストラリアンブリンカー。後肢にバンテージ。+8kg。前走福島戦は大敗したが、馬はむしろ当時の方が良かった。今日は少し緩い。歩様のキビキビ感も前走の方が良かった。ゲートも内へヨレ気味だったが、鞍上に行く気もなく、後方から。4角でも全く動かず、直線に向いてから進路を探す形。道中で脚を使っていない分、最後は伸びたが、競馬が終わった後。最近は先行して、4角で一杯の競馬が続いていた中で、これをキッカケにしたいところだが、今日はほぼ前崩れの展開。それで馬券圏内に来れないのだから、厳しい。

ホウオウビスケッツ

2人曳き。GⅠとGⅢでは、多少なりとも馬のキレが違うのは仕方がないところ。その中では走れる状態だった。歩様も問題なく、集中力も有った。ゲート五分。59.5kgを背負って大外枠と、厳しい条件だったことも有り、腹を括って先行。前述した様に、クリスマスパレードにプレッシャーを掛け、最悪でもクリスマスパレードは潰す競馬。自身も坂が上れず、厳しい形になったが、恐らくはペースが落ちても決め手負けしていた筈で、今日はこれで最善だった。レースの選択ミス。

シンリョクカ

前走京都戦が煩かっただけに、落ち着いていたのは何より。ただ、これも少しフックラとは映った。歩様は問題ない。ゲート五分も、出脚は両サイドの方が速く、中段から。このペースで、道中は少しオッツケ気味の追走。牝馬で斤量を背負っていただけに、馬群の外でメリハリのない競馬になってしまったか。まだ内枠なら違った筈で、今日は参考外。

第63回スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ)

サクラトゥジュール

去勢明けだが、それなりにチャカついていた。前走新潟戦を考えれば、まだマシだが。馬体もキッチリ出来ていた。ゲートが微妙に悪く、後方から。縦の位置取りはともかく、内目にしては比較的バラけたところで、気性的な位置取りは悪くなかったが、それでも少し行きたがっていた。道中は只管インを回って、直線もインから。一瞬、シャドウフューリーに締められそうになり、狭くなったが、脚でコジ開けて突き抜けた。過怠金5万円とはいえ、鞍上のファインプレーも有ってこそだが、左回りのマイルなら決め手が違ったか。ただ、騙馬にした割には、気性的な問題は解決していない様に見える。今日は鞍上の腕っぷしで押さえ込んだが、課題は残る。今後は斤量面もネック。

ウォーターリヒト

寸の詰まったマイラー体型。西日に栗毛が映えて、デキ自体は良さそう。以前と比べると、歩様の窮屈さもマシになった。ゲート五分。少し出して行ったが、この馬の出脚のなさと外枠が響き、行き切れず、結局は引いて後方から。道中はこの枠にしては内目を通り、直線だけ外へ。何処を通っても悪く、結局は内を通った方がマシという馬場状態だったが、1頭違う脚で追い込んで来た。サクラトゥジュールとは1kg差有ったにせよ、通った位置の差を考えれば勝ちに等しい。2月一杯で厩舎が解散とのことで、次走はGⅠという話も有った様だが、流石にダートは厳しく、現実路線に転換して東京マイルとのこと。そこなら本命級。

ロジリオン

2人曳き。+8kg。3戦連続のプラス体重だが、これだと些か太い。成長分は有るとしても、500kgは切った方が良さそう。歩様にも窮屈さが出て来た。ただ、煩いのは毎度。ゲートはやや後手も、枠の利は大きく、少し押した程度で好位。道中は何とか我慢して走ってくれていたといった程度。少し力んでいた様には見えた。それでも展開上は上手く運んで、眼前のセオを目標に、直線で上手く外に出して、坂下でセオとの併せ馬。そのセオは競り落としたが、最後に外から2頭。手堅いが、GⅠで3着、GⅡでも3着、そして今度はGⅢ。直ぐにハンデがキツくなる現行ルールだと馬主孝行では有るのだが、賞金不足で使いたいところに使えなくなる危険も。

セオ

+14kg。数字通り、太い。少し腹回りがボテッと映った。万全ではない馬の方が多い印象も有ったが、その中でも悪目立ちしていた感すら有った。毛ヅヤや歩様は悪くなく、デキは問題なさそうだが。ゲート五分。出脚が抜群に速いという訳でもなさそうだが、枠の利で一旦はハナ。ただ、セルバーグに抑える気がなく、それを行かせて、向こう正面半ばで2番手に控える形。折り合いは上手く付いていた様に見えた。そのセルバーグを直線入口で交わして、先頭。ただ、この馬をマークしていたロジリオンとの併せ馬に敗れ、最終的には4着同着。馬体が絞れていれば、もうひと踏ん張りが違ったか。重賞でもやれるメドは立ったが、今日は条件が揃っただけに千載一遇のチャンスを逃した感も有る。

アスクコンナモンダ

前後肢にバンテージ。踏み込みが深いことも有るが、気配は抜群に良かった。正月開催ということで、全体に太い馬が多かったが、スカッと見せていた点も好印象。ゲートは何とか出たが、出脚がなく、押して中段やや後方。道中の行き振りもいい方ではなく、鞍上が気合を付けながらの追走。追ってからも反応が鈍く、最後の最後に漸く差を詰めて来た、ずっと外を回っていたとはいえ、自分より更に後方に居たウォーターリヒトにやられたのだから、言い訳はない。中京は手堅いが、結果的にもう少しメリハリを利かせた方が良かったのかも。外国人ジョッキーのテン乗りだと、中々そうは行かないのだろうが。

シャドウフューリー

少し寸が詰まって、完歩の小さい歩様は何時ものこと。馬が緩く映る点も気になるが、前走京都戦もそんな感じだった。出遅れ1馬身不利も、出脚が速く、直ぐに挽回して好位直後。それ程、外を回されることもなく、かといって揉まれることもなく、いい位置を追走出来た。道中の行き振りもスムーズで、4角は勝ちに行くイメージで前へ並び掛け、坂下でほぼ先頭。しかし、そこからが続かなかった。採決上は、サクラトゥジュールに内から寄られたことになっているが、そもそも最初に締めに行ったのはこの馬で、弾かれた段階で脚もなかった。重賞初挑戦だったが、今日の段階では結果的に家賃が高かった。ただ、器用そうなので、チャンス何れ回って来そう。

ドゥアイズ

前走中山戦からは良くも悪くも平行線。逆にいえば、馬体の張りは少し甘い。歩様も含めて、大きな問題はないのだが。ゲートは五分に出たが、出脚が怪しく、中段やや後方。道中の行き振りも悪く、少し外にモタれていた様にも見えた。直線に向いてからもサッパリで、今日はいいところなし。2走目の反動なのか...。