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競馬予想 2000年4回京都・5回東京・3回福島

天皇賞(秋)(GⅠ)

現役最強馬の誇りと意地に賭けてテイエムオペラオーが負けられない。一番人気馬にとっては悪夢の9年前と同じ雨の13番枠。しかし、今年の一番人気はあの時とは違って、前に行きたい脚質では無い。自在性有る最強馬が殆ど勝負付けの済んだ相手には万が一でも取りこぼしは許されない。

相手というよりヒモだが、その一番手は無論ナリタトップロード。雨が陣営から泣きの材料にされているが、阪神大賞典で一応こなして見せたし、走法はともかく、脚質に限っては寧ろプラスの筈。前で流れに乗って何処まで。

メイショウドトウイーグルカフェの両マル外も有資格馬。ただ、両馬とも道悪は切れる馬だけに疑問符は付くが、特にイーグルカフェが前走外から来た脚は本物の筈。

馬連
3-13 13-15 11-13

毎日放送賞 スワンステークス(GⅡ)

前走はビロードですら負ける程輝いていたブロードアピールは依然絶好調が続く。こういう脚質だけに課題は少なくないが、斤量、京都の外回り、ハイペースの7F戦、そして多少時計の掛かり出した馬場と条件もこの馬向き。スカッとした追い込みを決めてくれるだろう。

相手は笠松の雄レジェンドハンター。春シーズンまともに使えなかったのは誤算だが、外枠で流れに乗り易いのもまた確か。極端なハイペースにならなければ、充分台頭出来る筈。

3番手評価にそのレジェンドハンターを朝日杯3歳Sで負かしたエイシンプレストン。当初は恵まれての印象もニュージーランドT4歳Sでこの馬の評価もグッと上がった印象が有る。ただ、攻め馬動いた様だが、今回は骨折明け。一枚割引を。

穴は内枠を引いてラチを頼れるシンボリインディ。フッと気を抜く癖が有るので、遮眼革外してロバーツ騎手、怖さは有る。

仕掛処の難しい馬にテン乗り、かなり厳しい側面も有るが、デキと能力を買ってマイネルラヴを押さえ。

馬連
8-16 8-17 2-8 3-8 16-17 2-16 3-16 2-17 3-17 2-3

菊花賞(GⅠ)

色々云われてはいるが、エアシャカールの底力が一枚上。この中間、ブリンカーを着用してみたり、コースで追ってみたりと懸命の調整。そして、最終追い切りも目一杯の稽古で、もう思い残す事は何も無い筈。あとは武豊騎手が答えを出すのみ。

そして相手も当然アグネスフライト。唯一の不安は体質の弱さだったが、順調に調整も出来たならば、特に欠点らしいモノは無い。ただ、それでもまともに走ったエアには敵わないと思えるが。

そしてダービー時にも述べたが、エアがブッちぎるかどうかが最大の焦点。ブッちぎれば、第3の馬も台頭も有り得るだろう。その候補はインで折り合ったエリモブライアンダイワバーミンガム。前で流れに乗るトーホウシデンだ。

馬連
6-15 1-15 2-15 13-15

富士ステークス(GⅢ)

素質馬が軌道に乗り、気性に成長の跡が歴然のロードクロノスが今ならこの相手でもインで折り合って抜け出せる。Cコース使用で前有利の馬場、マイルならば譲れない。

そして、このレースと同条件で施行された今年の東京新聞杯の覇者、ダイワカーリアンも注目株。前有利はこの馬にも云える事。58kgは馬格からそれ程気にはならないにせよ、近走ユッタリした流れで競馬をしてきた分、久々のマイルで馬が戸惑わねば。

この2頭が大本線だが、皐月賞2着馬ダイタクリーヴァが休み明けとはいえ適距離で一変の期待がかかるし、前走不利と相性良いロバーツ騎手になるトーヨーデヘア、そして東京3勝、ルネッサンスが穴馬候補。

馬連
2-12 2-6 2-10 2-13 6-12 10-12 12-13

秋華賞(GⅠ)

前崩れの目立つ秋華賞も、今年は昨年より一週間早く施行される。従って馬場状態も依然良好で、前有利は明白。そこへ加えて確固たる逃げ馬ヤマカツスズランの存在。下手に逃げ馬不在の展開になるよりも、逆にペースは落ち着くと見てこれを◎。無論、距離に不安は有るのだろうが、それでも3歳女王の底力を信頼。

相手には猛調教の桜花賞馬チアズグレイス。ただ、ヤマカツスズランが早目失速の展開ならば、ローズS同様の我慢比べになり、競馬はやり難い。有る程度ヤマカツにも頑張って貰う必要も有り、展開の助けを求める分、評価を下げた。

あとは多分に縺れての馬で、前走の様にインで脚を矯めて上手く抜け出してきた時のマルターズスパーブ、枠外過ぎもデキ上昇度と堅実味を買ってサニーサイドアップ

馬連
2-14 11-14 14-16 2-11 2-16

デイリー杯3歳ステークス(GⅡ)

前走、道悪に苦しみながら2着に頑張ったテイエムサウスポーに期待。望み通りの良馬場。距離は血統面から課題だが、そこを対応できれば、この相手なら力上位。

ただ、逆転を目論む笠松のフジノテンビーが強敵。先週のネイティヴハートは芝実績が有ったが、こちらはダートを圧勝してはいるものの、芝未経験な点がどうなるか?

単穴には函館3歳Sの覇者マイネルジャパン。アッサリも充分に有り得るとはいえ、問題はこの時計勝負の馬場と当日輸送。実績No.1も鵜呑みには。

ヒモ穴には先行馬揃いで前崩れの懸念も有り、そしてテイエム同様に待望の良馬場、ツルマルボーイ。未勝利も前走圧勝モルフェデスペクタ。絞れていた時のブラックシルエット

馬連
13-14 8-13 6-14 5-14 7-14

毎日王冠(GⅡ)

東京適性と性能の違いを信じてマチカネキンノホシに期待。この距離は微妙に短い嫌いも有るが、与し易いこの相手、勝って天皇賞へ。

相手にはトゥナンテ。ダラダラ流れる東京1800m。前々で流れに乗れる強みが有る。ただ展開利は買えても、絶対能力に疑問符が付く。

そして三番手評価にはアメリカンボス。東京1800mは庭と云える程の舞台。休み明けに実績が無いのが一部で敬遠されているが、それは何れもこの馬の得意条件では無かった。ただこの馬も、この相手となると試金石と云わざるを得ない。

ここまでは前有利の予想だが、一応縺れた時の差し馬、マイネルプラチナムアドマイヤカイザーマチカネホクシンを押さえ。

馬連
6-8 8-10 3-8 5-8 7-8

夕刊フジ杯 大原ステークス

毎年この開催は芝もダートも時計勝負。京都良績のタニノミュージックが悪い訳ではないが、時計の不安も有り、ならば北海道の1000mで揉まれたコンタクトを上位に推す。明らかにハンデ見込まれたが、それは能力の裏返し。この馬とて、時計が有る訳ではないが、目下の勢いが違う筈。

サクラシーキングが強敵。やはりベストは7F戦。そして、自信の西下。抜けたという訳ではないが、持ち時計No.1なのも怖い。

穴には前走大敗もここでは力上位のサウンドカスケード、待望の外枠シアトルフレームの2頭。

馬連
1-6 1-4 1-2 1-12 4-6 2-6 6-12 2-4 4-12 2-12