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競馬予想 2000年5回京都・6回東京・4回福島

ジャパンカップ(GⅠ)

空き巣狙いの国内最強馬と云う話は最早論外としても、ただ空き巣狙いの世界最強馬のイメージはまだ残るテイエムオペラオーだが、世界最強馬を証明するには余りにも手薄なメンバー。JRAはこんなメンバーしか集められないのでは、この馬に対して失礼な程だ。ブッちぎって少しでもこの馬の力の証明になれば。

あとはドングリの背比べで、左回りは大外を通るエアシャカールと今回は矯める策に出るアグネスフライトがテイエムがちぎった2着争いで台頭のシーンか、ペリエ騎乗のエラアシーナがインで脚を矯めて瞬発力を生かすか、東京で折り合い自在、この枠で徹底的に脚を矯め込むイーグルカフェの決め手、何れにせよテイエムオペラオーの後ろで競馬をしないと厳しい。

馬連
8-9 8-14 1-8 8-15

ジャパンカップダート(GⅠ)

攻め一息の印象も東京適性を信じてウイングアローを◎に推す。オリオンザサンクスは控えそうだが、レギュラーメンバーとロードスターリングでハイペースになりそうな気配。展開も向く筈。

タマモストロングは逆にデキ絶好。距離も手頃と云えそうだが、これだけの相手と競馬をするのが初めて。ダート界今年最大の上昇馬だが、相手も弱かった印象。まだ半信半疑で。

帝王賞勝ちファストフレンドには自在性の強み。珍しく稽古も一杯に追われた。ただ、課題は東京ダートで大激戦のGⅠともなれば、牡牝の差が出る可能性も高い事。

押さえに単騎逃げを打てた時のレギュラーメンバー、インで脚を矯めるサンフォードシチー、そして時計勝負になった時のユーカー

馬連
6-11 6-9 6-13 1-6 6-7

マイルチャンピオンシップ(GⅠ)

先行馬が揃った印象は有るが、意外にもハナに拘る馬は少ない。加えて、先行激化を予想してか人気も無い。その中でも一番人気の無いダイワカーリアンを狙う。この馬、とにかく田面木騎手と手が合う。多少時計は掛かるながらも、先行有利の馬場。そして絶好枠。条件は揃った。

逆に穴人気の形になったダイタクヤマト。しかし、前走で矯める競馬を完全に覚えた印象。今ならばマイルでも充分やれるだろう。元々京都は相性の良いコースであるし、今週坂路快走したのも強調材料。

3番手評価も先行馬ヤマカツスズラン。恐らくこの枠だとこの馬がハナだろう。加えて、アンブラスモア以外は控える競馬をする事が確実。そしてこの馬の場合、ペースは少々速くとも、単騎で行けるかどうかが鍵。とはいえ、アンブラスモア程度ならば、スピードの違いで飛ばしても粘り込める筈だが、そこまで池添騎手が馬を信じ切れるかどうか。

押さえに出遅れ癖も力でエイシンプレストン、良馬場でキングヘイロー

馬連
3-4 1-3 2-3 3-8 1-4 2-4 4-8 1-2 1-8

東京スポーツ杯3歳ステークス(GⅢ)

一番人気が予想されるウインラディウスの取捨選択が鍵になりそうだが、馬体の良さにこの馬の底知れない将来性を認めて◎に推す。この中間の好調教、そして絶好枠。出遅れ癖も東京ならば。

相手にはタガノテイオー。デビュー以来、異様な迄のメンバーの強力なレースに出走し続けているが、その中でも全て連対を外さない辺りはこの馬も性能は高い。これも好調教の一頭、力さえ出し切れれば。

デビュー戦、直線だけで0.4秒差のグラスミライ<も高性能。そのデビュー戦は太かっただけに、使っての上積みも有るだろう。ただ、スローを瞬発力に任せての印象は有り、その点重賞のペースでどうなるか?

シンコウカリドもデビュー戦が圧勝。前走は休み明けの分伸び切れなかったが、順調に来れた今回は違う筈。

押さえにペリエのヘイアンエルドラド、展開利有りそうなオースミステイヤー

馬連
2-7 4-7 7-12 7-13 7-10

エリザベス女王杯(GⅠ)

世間では無論かどうかはともかく、当欄では無論トゥザヴィクトリー。前走に気性の成長の跡歴然。今までの先行して粘り込む印象が、追って伸びるイメージにチェンジ。千載一遇のチャンス、何としてもGⅠ馬に。

相手には当然同斤に望みを託すフサイチエアデール。打倒トゥザヴィクトリーに向けて松田国英厩舎、オリーブクラウンというラビットも送り込んできた。ただ、そのトゥザヴィクトリーは折り合い自在、もうそんな事に動じる馬では無くなってしまったが。

あとはかなりの差が有る印象で、牝馬戦走るエイダイクイン、前走不発も外回りでニホンピロスワン、前走は外枠で流れに乗り損ねたサニーサイドアップ、そして桜花賞馬プリモディーネを押さえ程度に。

馬連
1-5 5-14 5-9 5-6 5-11

京王杯3歳ステークス(GⅡ)

水沢の雄ネイティヴハートがここもノンストップ。前走アイビーSは秋の東京開幕週でイン絶対有利な馬場、そこを外から敢然と追い込む脚はここらではモノが違う印象。課題は輸送位しか無く、それも前走では完璧にクリア、だとすれば圧勝劇をとくと拝見。

相手には、無難にテイエムサウスポー。コーナーリングがマズく、その意味で左回りはやってみないとといったところだが、少なくとも広い東京は向く筈。この馬、常にメンバーに恵まれている印象も有る。

ペリエ騎乗マチカネイサリビも注目の一頭。過去3走中、2回ゲート失敗だが、ペリエの手腕に期待しよう。前走負けたトラストファイアーはこの世代屈指の馬、それにコンマ3秒差。外枠を上手く克服出来さえすれば。

そのマチカネイサリビをデビュー戦で破ったホットローダーも要注意。前走も一旦ハナに立ちながら控えるセンスの良さ。攻め動いて、デキ上昇も○。

押さえにセンスの高い馬がそれを生かせる絶好枠、マイティスピード。大穴に初芝も切れるマイネルマタドール

馬連
3-9 9-12 9-10 1-9 7-9

アルゼンチン共和国杯(GⅡ)

1800mで引っ掛かった馬が距離延長、そしてトップハンデ、アラを探せばキリは無いが、それでもマチカネキンノホシの底力を信頼。攻め強化、馬群の中で前を壁にして...そんなことは抜きにしよう、とにかく登載エンジンの違いを見せつけてくれる筈。

相手には2年前の3着馬、ダイワオーシュウ。とはいえ、昨年は自分から勝ちに行ってのもので、ほぼ勝ちに等しい内容。この馬、早仕掛けが仇になるのは、これ以外にも数回経験していて、もうそんな事は無い筈。加えて、2年前は大幅馬体増も失速の原因。今年は同じローテーションながら、二の轍は踏まない様、乗り込み充分。あとは当日のイレ込み具合のみ。

稽古バタバタになったオナーズリターンの評価に迷う。条件戦ながら圧勝続き、力は充分足りる上、ハンデも恵まれたと云えそうだが...。

押さえに、前走はインからの脚に地力強化を告げてロードプラチナム、ハンデ見込まれ過ぎも菊花賞2着馬を破ったアドマイヤボス、大穴が東京コースに望みを託すマリアジュダムール

馬連
2-3 3-9 3-4 3-10 3-15

カシオペアステークス

京都芝1800mのオープン戦というのは、年間2,3レース程度で意外に数が少ない(今年は2レースしかない)しかし何故か、今開催にその2レースが集中している。ただ、京阪杯はハンデ戦でこちらが別定戦という違いが有り、これをヒントにこのレースを組み立ててみたい。そこで本命はエアギャングスター。この馬、本賞金こそ大したことは無いものの、函館記念で55kgのハンデ。そこへ札幌記念の2着を加味すれば、京阪杯では57kg程度のハンデが予想される。同じ57kgを背負うのでも、別定戦とハンデ戦では重みも違う筈。従って、今回の方が競馬がし易く、その分本気度も高いと見た。

似たようなタイプがレガシーハンター。しかも平坦では切れ味倍増という利点も有る。良馬場前提だが、逆転の可能性は充分。

以下、京都でマルカコマチ。ソコソコ仕上がったスピードワールド

馬連
10-11 11-13 10-13 9-11 9-10