Sakura Archives

競馬予想 2001年1回京都・1回中山

(続行)羅生門ステークス

わざわざ前日入厩で関東から遠征のミナミノヤマトに勝機到来。クールネージュもいるが、まさか休み明けの身でそこまで競り掛けてくるシーンは考え辛い。絶好枠だし、スタートさえ決められれば、一気の逃げ切りまで。

前走は惨敗のメイデンマサムネだが、ラプタスに競り込まれ、引くに引けずという事情も有った。今回はハンデ戦で53kg。前々走はサウスヴィグラス相手と言う事で問題外で、このメンバーなら充分通用しても。

折角(揉まれ弱いこの馬にとっての)絶好枠だったのにエーピーハルコッチは再投票で決まったこの内枠が痛い。それでも、一回ある着外も4着のこのコースの相性は光る。下級条件だけに過信は出来ないのだが、巡り合せに期待する手も。

押さえに末嵌ればメイショウタツジン、武豊騎乗ハイパーナカヤマ、ブリンカーに期待してサクラシーキング

馬連
1-9 1-4 4-9 1-5 1-11 1-12 5-9 9-12 9-11

平安ステークス(GⅢ)

当日13時の段階でダートコース不良。全幅の信頼は置き辛くなったが、それでも一応トーホウダイオーを支持。前走で見せた強さと、やはり目下の勢いに期待するのだが、小倉で負けた内容は不器用さを露呈してのもの。その点を突かれると弱いのだが。

限りなく近い同評価はホーマンスピリット。こちらは渋化で評価が上がったクチ。前走はともかく、行って粘り込めずがこの馬のパターンと化しているだけに、前の止まらない馬場でどこまで粘り込みが利くか。

全く同様にスマートボーイも評価を上げた一頭。今秋の内容は最早燃え尽きた様なレース振りだが、それでもこのコースは相性良さそうだけに、雨と合わせて再度の期待。

押さえに反動無くばハギノハイグレイド、攻め案外も力でマンボツイスト。大穴にハマった時のゲイリーエクシード

馬連
2-6 6-11 2-11 3-6 6-12 6-8 2-3 2-12 2-8

羅生門ステークス

前走は芝で別にしても、前々走が強かったメイショウキオウを素直に信頼。天候微妙で、時計が無いのは弱点だが、その点は芝もこなせるスピードと血統からは大丈夫の様に思える。デキ良さそうだし、ここは人気でも。

エーピーハルコッチは京都7Fがベスト。8回走って7回も連に絡む高アベレージ。揉まれ弱いだけに、外枠も有り難い。加えて軽ハンデも好都合。ここまで条件揃うのも珍しい位。

3番手評価にロードブライアン。この馬も1400mに実績が有る。ただ、横山典騎手まで帯同させて勝負気配アリアリだが、相手は恐ろしく強いこのクラスの関西馬。単純に力が通じない危険も。

押さえに武豊騎乗ハイパーナカヤマ、単騎逃げラプタス

馬連
5-14 5-15 14-15 5-10 5-11 10-14 11-14

日経新春杯(GⅡ)

昨年の覇者という事実も大きいが、何よりも距離適性を買ってマーベラスタイマーを自信を持って◎に推す。距離不足の前走もインからアワヤの伸び。着実に良化を辿り、昨年勝ったこのレース。デムーロが連続して騎乗する事も含めて、如何にも狙いの鞍という印象も受ける。極端なスローを予想する向きも有るが、サンエムエックスがそうはさせてくれまい。

相手は叩いて昨春のイメージが戻ってきたシルヴァコクピット。ハンデはいくら何でも見込まれ過ぎだが、確かにそう思わせてくれるだけの馬体。2000mならばここでは力で圧倒のシーンだが、今回は2400m。中々レース巧者が揃っただけに、距離未経験の分、割引。

未だ能力を計りかねている部分も有るが、サンエムエックスの本格化も怖い。メジロロンザンに行かせての2番手で、ここは望みの展開に持ち込めそう。加えてこの馬の出走は我慢比べになる事が確実なだけに、必然的にロサード、ヤマニンリスペクトが苦しくなる。

馬連
4-7 4-6

淀短距離ステークス

昨年の再現に期待してジョープロテクターを推す。稽古も徐々にだが良くなって来たし、何より昨年55kgで勝った馬が53kgは恵まれた。毎年、この時期は走るし、追わせる馬に安藤勝己騎手。全くの人気薄になりそうだが、内枠ということも含めて条件は全て揃った。

同様に昨年の2着馬、ゲイリーフラッシュを対抗格。明けて8歳になるが、ハマった時の切れ味は相変わらず。下手な準オープンのペースより、オープンのハイペースを歓迎するタイプだが、ここは有難いことに逃げ馬2頭。ハンデも手頃で突き抜けても。

当然メジロダーリングは強敵だ。ただ、前走時の馬体重が+18kg。今回はそれからあまり絞れた気配が無いだけに、例え、テネシーガールと兼ね合えても前走同様に失速の危険が付きまとう。

押さえに軽量エンゼルカロと兼ね合った時のテネシーガール

馬連
2-8 2-9 2-10 2-3 8-9 8-10 3-10

日刊スポーツ賞 シンザン記念(GⅢ)

ブライトサンディーの下フィールドサンデーは、セリで見た時から目立つ馬。一戦のキャリアでしかも重賞。しかも、逃げて勝っただけに展開に恵まれた面も有る。明らかに条件は厳しいが、それでも器の大きさが違う筈。ここは可能性に賭けたい。

相手には多少底は割れた感も、逆に堅実なラムセスロード。重賞で揉まれて来た実績はここでは最上位で、所詮この相手だが、この手の馬は相手構わずソコソコに終わる危険も有って。

3番手評価は多少ヒネってメイショウハヤオウを取り上げたい。前走は引っ掛かっただけに度外視。これも馬体は良く、今週坂路快走。今回から着用のシープスキンノーズバンドの効果に期待。

同様に穴で一考の存在がタマモスプリング。イレ込む癖は確かに有るが、実戦に行けば折り合えるし、何より輸送の短い京都に変わるのは好都合だろう。ハイペースの展開も予想されているのだが、こういう天候だけに有る程度前に行ける面も強調材料。

押さえにセンスは有りそうなワンモアバンクオン。休養で馬体良化のチョウカツヤク

馬連
5-6 6-10 6-11 3-6 6-14

ガーネットステークス(GⅢ)

一見、展開に左右され易そうなブロードアピールだが、最後方待機→大外直線一気だけに少なくとも不利を被る事は無い。併せ馬とはいえ、軽めの攻め馬は不安だが、攻め馬と結果は一致しなくとも、下見所のデキと結果は一致するタイプ。当日のデキさえクリアできれば相手関係は全く気にならない。

相手は勿論エイシンサンルイス。この馬、最近は堅実というよりは、詰めが甘いと思われる様になってしまった。とはいえ、それでも連は確保し続けている辺りは立派。常識的には連勝の軸としてはこちらが最適で、本来はこちらを本命に推すべきだが、◎馬はイマイチ地味なダートスプリント界の遅咲きの新星にして、金の取れるスーパースター。その分あちらに敬意を表して。

ユーワファルコンのダート実績は条件馬時代のそれだが、その2勝が何れも中山。馬体、走法はパワフルで、今回がどうなるかは別にしても、ダートのオープンでも通用出来る器だろう。ただ、課題は先行馬の兼ね合い。このカテゴリーの一線級と手合わせが無いだけに、強かさに負ける可能性も高い。

押さえに近走力を付けてきたノボジャック。昨年の覇者ビーマイナカヤマ

馬連
2-13 2-5 5-13 2-9 2-12 9-13 12-13

新春ステークス

近走堅実駆けのグレイスナムラは、京都コースに良績の後押しも有る。マイル戦は久々になるが、スローが予想される今回は問題が無いだろう。前々走の好走が軽ハンデだけは無いことは前走が証明。準オープンといっても明らかにレベルの下の方のメンバー。ここは取りこぼせない。

相手には順当にトウカイパンチ。良い枠引いた印象もあるし、持ち時計がここではNO.1。ただ、スローでの瞬発力という点では◎に見劣るだけに、ペースが速くならないと出番が無いのがネック。

このクラスに上がってからは惨敗続きも、コース実績だけは有るエリモロマンスだが、案外この相手ならば通用してしまいそうな雰囲気は有る。珍しく、コース追いされてきた点も中々怖さを感じる処だ。まあ一番怖いのはデムーロ騎手だったりもするのだが...。

押さえに最内枠、京都実績、そして単騎逃げのドラゴンジェット。坂路快走ドクトリン。マイル戦でも僅差の続くブルックリンハイツ

馬連
4-11 4-13 1-4 4-7 4-16

スポーツニッポン賞 京都金杯(GⅢ)

明らかにハンデ見込まれたダイタクリーヴァだが、一回も連を外していないコース相性の良さが光る。加えて外枠引いて、流れに乗り易い筈。調教過程には疑問符が付くのだが、安定感を買って一応の中心馬。

相手は前走そのダイタクリーヴァに勝ったアグネスデジタル。前走は明らかにハマった印象だが、ここまで相手弱化したならば、曲りなりにもGⅠ馬のメンツが有るだろう。更に絶好の攻め。案外、アッサリも有り得る。

前走はダートで度外視のマチカネホクシンが怖い。近走成績が奮わないだけに、54kgで走れるのも好都合。思えばNHKマイルCは直線の長さと坂に馬が保たなかった。関西馬の割りに京都初見参だが、平坦のこのコースは合っている筈で、一変の期待。

押さえに立ち直り気配のマルカミラーに、ハンデ敏感なエリモセントラル

馬連
9-15 8-15 5-9 4-15 4-9 4-8 1-15 1-9 1-8