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競馬予想 2010年1回小倉・2回新潟

第45回関屋記念(GⅢ)

格上的存在の馬が不在。適性重視でムラマサノヨートーが一応の軸。基本的に道悪はサッパリの馬で、前走阪神戦も良馬場ながら微妙に渋い状態。当時は休み明けで叩いての上積みも見込め、3年前のGⅠNHKマイルカップ3着馬。遠回りは有ったが、チャンス到来。

相手は一応スピリタス。前走が安田記念と変わらぬ時計というのは話題になったが、ここ迄時計が速くなればサラブレッドの天井に近い。今回これがオープン初挑戦。それ以外に減点材料も特に無いのだが、1番人気で積極的に手を出せる馬でもなく。

昨年5着キャプテンベガも圏内。前述した様に、昨年よりはかなり相手が軽くなった印象。前走東京戦は強調すべき内容ではなかったが、セイウンワンダーと同タイムなら値打ちはそれなり。あとは時計の問題。アドマイヤベガ産駒にしては道悪適性が有り過ぎる。

本来は叩いて次走が狙い目なのだろうが、レッツゴーキリシマも注目。坂路自己ベストだったが、気の良い馬で休み明けも問題無く走る。あとは前述した気の良さが新潟の長い直線で裏目に出なければ。

東京や新潟ならリザーブカードも押さえに必要。中山戦での不発は全て度外視して良く、今春の東京戦も、枠連1-2で決まるイン逃げ馬場。新潟ならその様な事は無い筈で、今年の相手ならば。

馬単
8=10 8=1 8=16 3=17

サマー2000シリーズ第3戦 農林水産省賞典第46回函館記念(GⅢ)

ナリタクリスタルは先週函館で重賞勝ちしたマイネルスターリーとも今春差の無いをしていた。ここ目標に一息入れて叩き3走目、ここ迄は予定通りだ。乗り難しさは有る馬で、一つ間違うと何処にも居ない危険は有るが、この内枠も悪くない。

相手はバトルバニヤン。重賞未勝利の身で57sが中々キツいのだが、前走福島戦はその57sを背負って好内容の競馬。この馬に先着した2頭が今回はそれぞれ3s,1s増。少なくともこの2頭には先着出来る公算。

3番手がスマートギア。これも重賞未勝利の身で57sだが、これは闘って来た相手と2着回数で妥当と言える範囲。前走阪神戦はGⅠという事も有ったが、それ以上に少し渋い馬場も応えた印象。17頭捌くのは厄介だが、パンパンの良馬場なら違う筈。

オースミスパークの逃げ切りも一応注意。前走福島戦はマイルでも逃げるゴスホークケンに行かれて自分の競馬が出来ず。先行馬不在とは行かないが、他の先行馬が外枠を引き、枠順が恵まれた。ハンデは仕方が無いところで、あとは叩いての良化度の問題。

馬単
3=11 3=1 3=4

サマー2000シリーズ第2戦 農林水産省賞典第46回函館記念(GⅢ)

前走京都戦は不利と展開に泣いたジャミールだが、そのお蔭でハンデが56s止まりに。序盤はイン一辺倒だった函館も、昨日辺りは差しも届く様になって来た。休み明けは課題になるが、今年のメンバーなら一応の主軸。

相手はナムラマース。2歳時から素質の高さを見せていた馬だが、前厩舎とは相性悪かったというのが正直なところ。この相手なら格が違う筈だが、長期休養明けの前走は腹回りが緩んでサッパリだった。中一週で何処迄良くなるか。

スマートステージもこの相手なら圏内。ジャングルポケット産駒だが、追って少し頭が高いので、距離短縮して小回りに替わる点は悪くない。54kgも比較上有利に映る。

昨年の覇者サクラオリオンも57kgで当然警戒。デキに関しては近走一息という気もしたのだが、それも有って間隔を開けた筈。この手の馬は北海道に来れば自然と状態上がるケースが多い。妙に人気が無い点も好都合。

実績馬をもう1頭、シャドウゲイトも押さえておきた。58kgは決して楽ではないのだが、このレースは斤量差が少なくそこ迄影響しない筈。ただ、競争除外の新嘉坡戦はともかく、前走中京戦が道悪。今年の2分切る様な馬場状態は歓迎しないが。

馬単
12=9 12=15 12=10 12=5

サマースプリントシリーズ第2戦 第10回アイビスサマーダッシュ(GⅢ)

1000mベストの馬が少ない。1200mの前走中京戦で行きたがっていたメリッサが初の1000m戦で狙い目に。このレース、3歳牝馬が強いのは斤量面の後押しが有るから。今年は3歳牝馬不在だが、牝馬で54s、比較上は有利。

相手が1000mで実際に勝っているテイエムカゲムシャ。前述した様に、このプラットフォームは斤量が利くのだが、その前々走準オープンとはいえ、ハンデ戦の56sで勝っている点が評価出来る。外枠が有利なのも承知の通り。

同じ事はケイティラブにも言える。新潟1000mで3勝。前々走の1000m戦は前述テイエムカゲムシャにやられる格好になったが、これは出遅れたのも響いた。一昨年にも500万で出遅れて大敗したケースが有り、ゲートが課題になるが、1000万時代に叩き出した54.5秒は例年のこのレースの時計とも遜色無い数字。好勝負必至。

3連覇懸かるカノヤザクラは一応の押さえ程度。繰り返しになるが、斤量が利くこのレースで牝馬の57sは相当キツい。その昨年は外枠も向いた。2連覇している実績だけが唯一の頼り。

馬単
7=17 7=9 7=11