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競馬予想 2020年4回阪神

サマーマイルシリーズ第2戦 第68回トヨタ賞中京記念(GⅢ)

ディメンシオン◎。前走にもうちょっと頑張って欲しかった感もない訳でないのだが、初の1200mに戸惑った部分も有っただろう。外枠だったので余計に脚を使わされた感も有った。適距離に戻って枠も手頃。53kgなら何とかしたい。

阪神に良績が有るラセットが対抗格。前走は完全にハマった展開。50kgのスマイルカナに逃げ切られたのは不可抗力だが、登坂力が有るのが最大の強み。出脚はともかく、ゲート自体は五分に出ることの多い馬で、流れに乗れれば。同条件でサマーマイルシリーズのポイントは稼いでおきたい。

ハンデは背負わされたが、ソーグリッタリングもこのメンバーなら何とかしたい。元々道悪適性も高く、前走東京戦にしても不良馬場で掛かる位の行き振りだった。当然、マイルに短縮されるのは歓迎。基本的に夏場をメインに使われている馬で、充実している時に重賞を勝っておきたい。

3歳馬ではプリンスリターンを上に取り上げたい。デビュー以来、原田和真騎手がずっと乗っているが、お世辞にも上手いとはいえず、早仕掛けしてしまいが甘くなる場面が多い。前走東京戦にしても早仕掛けではなかったものの、3角手前で引っ掛かって他馬と接触していた。能力を持っているのは間違いないところ。52kgで今度こそ。

馬単
8=13 8=11 8=10

第52回函館2歳ステークス(GⅢ)

近年の勝ち馬は何だかんだで古馬になっても頑張っているケースが多いものの、あくまでスプリントに限った話で、完全にクラシックとは無縁のレースになった。ならば道営のラジアントエンティに期待してみたい。前走は案外だったが、外々を回された分も有った。その前走で勝ったサイダイゲンカイは前々走で負かしており、現時点での道営最強クラスなのは間違いない。

とはいえ、時計勝負になれば中央馬に利が有る。となれば新馬がレコード勝ちのモンファボリがクローズアップされる。馬場も良かったが、後続を5馬身ちぎっており、更に同日1000万と比較しても0.2秒差というのは優秀。あとは他頭数の大外枠をどうやり過ごすかがポイント。

新馬で前述モンファボリの2着だったホーキーポーキーも圏内。逃げて勝った馬が多く、取り敢えず新馬でモンファボリにはちぎられたものの、2番手からちゃんと競馬出来た点は評価出来る。内枠で上手く脚を矯める展開になれば。

カイザーノヴァも差して勝ち上がったクチ。出脚がサッパリだった上に4角はコジ開けた様な感じでアテにはし辛いが、終いの脚自体はしっかりしていた。その前走はちょっと太い様にも見えただけに絞れて出脚が強化されればもっと楽に走れる筈。

馬単
5=15 5=2 5=6

第25回プロキオンステークス(GⅢ)

各地で豪雨となっているが、どうやら有る程度は乾きそうな予報。展開的に無難な形になりそうなサクセスエナジーを本命に推す。揉まれ弱い馬で、外枠が当たったのは無条件で歓迎。芝スタートだけに出脚も付け易いだろう。ハナかどうかはラプタスの出脚次第ということになるが、外枠ならどちらにも構えて乗れる点も安心感が有る。

対抗はそのラプタス。こちらは4歳とまだ若いだけに雨が降って時計が速くなって欲しいところ。サクセスエナジーは外枠なら2番手でも競馬出来る馬で、何とかハナは譲ってくれる筈だが、この馬自身の出脚はそこ迄速くない。如何に序盤で楽をするかがポイントとなる。

差し馬ではサンライズノヴァ。もう9歳となったが、見た目は年齢を感じさせない造り。時計は掛かるに越したことはないが、とはいえ年齢を経て時計勝負にもそれなりに対応している。あとは59kgを如何にこなすかが鍵に。

スマートダンディーも何とかしたいところ。イマイチ伸び切れなかった前走だったが、少しレース間隔が開いた上に、不良馬場で59kgを背負って4角大外と悪条件が揃い過ぎていた。今回はそれらの条件が全て好転。阪神も崩れたのは前走だけで4勝と良績が有り、今度こそ。

馬単
14=7 14=6 14=9

サマースプリントシリーズ第2戦 第56回CBC賞(GⅢ)

まだ中京よりは阪神の方が展開が読み易いコース形態だが、とはいえ雨が厄介。晴雨兼用で無難な本命はアウィルアウェイ。3歳時は非力な印象も有ったが、今年に入って数字が増えている様に一回り成長。脚の使いどころは難しいタイプでも有り、その点でも阪神替わりはプラスに働きそう。

対抗は逃げそうなグランドロワ。連闘となるが、前走東京戦は他馬が内を開けて走る馬場状態で、最内を1頭だけそれなりに頑張っていた。今回は距離短縮。出脚もソコソコ有る馬だが、しっかりオッツケて行った点も好感が持て、今回も後続の仕掛けひとつ。

連勝のミッキースピリットは勝負強さがセールスポイント。500万が2着に0.1秒差、1000万、準オープンはクビ、アタマと同タイムの接戦を凌いで来た。当然ながら器用さも兼ね備えているが、3歳時は坂を苦手としていた様にも見えた。無論、当時とは別馬になっているが、重賞でも有り、一抹の不安は残す。

ディメンシオンも力は上位。取消明け自体は、イマドキの調教技術を駆使すれば問題ない筈で気にならないが、1200mが未経験なのは少し気になる材料。マイルで先行する場合は押し気味に行く馬で、1200mで流れに乗れない危険は有る。阪神ならそこ迄速くはならない筈だが、如何に序盤をやり過ごすかがポイントに。

馬単
11=4 11=13 11=14