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競馬予想 2023年3回中京

サマーマイルシリーズ第2戦 第71回トヨタ賞中京記念(GⅢ)

ウイングレイテストに期待する。雨の多い時期の開催だが、今年は比較的、馬場状態が良好。芝も先行決着が目立つ。近走、逃げている訳ではないが、出脚だけをいえば常に最速レベル。前々で流れに乗れれば粘り込む。

対抗はルージュスティリア。前々走阪神戦、前走東京戦と、スムーズさを欠いた中で0.5秒差、0.7秒差と、大きくは負けていない。再度の外枠は課題だが、鞍上が上手く立ち回れば。

ディヴィーナは4勝全てを当地で挙げている中京巧者。前走東京戦も、母ヴィルシーナが制した相性のいいレースとはいえ、成長著しいところを示した4着。あの競馬を再現出来れば、勝ち負け。

押さえが昨年の5着馬ヴァリアメンテ。当時は変則開催の影響で小倉1800mで行われたが、マイルでも勝ち鞍が有り、距離は守備範囲。休み明けで人気を落としているが、攻め馬は動いた。状態面も問題ない筈。

馬単
10=16 10=11 10=1

サマー2000シリーズ第2戦 農林水産省賞典第59回函館記念(GⅢ)

ドーブネに期待する。前走はアラタとの決め脚比べで見劣ったが、元来が決め手のないタイプだけに仕方がない面も。ただ、勝ち切れていない分、ハンデ的には恵まれたが、以前と比較して、出脚が有って、折り合いも付く様になっており、競馬は上手くなっている。ここはユニコーンライオンが逃げる形になりそうで、その番手で運べそうな点も有利。

対抗はそのユニコーンライオン。前走阪神戦は外から強引に行く苦しい形になり、15着大敗。しかし、GⅠ:だったことを考えれば1.4秒差ならバタッと止まっていないということもいえる。内枠、相手軽化とはいえ、出脚に大きく響く59kgがどうかだが、序盤さえ楽出来れば押し切り迄。

昨年このレース2着以来となるマイネルウィルトスが3番手。今年からハンデが全体に1kg重くなっており、昨年は56kgで2着だったので、今回の57kgは実質同斤。1年振りながら、ここ目標に乗られており、力さえ出し切れば勝ち負け。

押さえがルビーカサブランカ。今年に入って案外の競馬が続いているが、前走に関しては57kgを背負った中で5着。今年の函館は比較的、馬場の悪化が少なかったが、追い込み一手のこの馬としては復活のキッカケは掴めたといえるだろう。今回は55kgとハンデも恵まれた。あとは展開ひとつ。

馬単
4=2 4=11 4=7

第55回函館2歳ステークス(GⅢ)

函館組ではないが、バスターコールを本命視。新馬の東京戦は外枠からハナへ行った割に出脚が甘く、かなり押していたが、接戦を踏ん張り切る勝負強さを見せた。当時3着のジュントネフが翌走の未勝利をアッサリ勝ち上がっており、レースレベルも決して低くなかった。1200mの流れに戸惑うことさえなければ、ここも通過点。

函館組では、スカイキャンパスが一番手。新馬は1000m戦だったが、出脚の違いで押し切った印象。最内枠を引いて、今回もこの出脚が生かせそう。その前走で4角で少しズブい面を見せていた点から、1200mに延びる点も問題ない筈。

ナナオは未勝利上がりだが、その前走が強かった。新馬は今回にも出走するコルルディの逃げ切りを許したが、内外の差も有ったか。未勝利は逃げたメイショウバンリが4角手前でバテて早目先頭とキツい形になったが、終わってみれば3馬身差。あとはガサがないので、同じ脚を再度、使えるかどうか。

押さえがナスティウェザー。ダートで勝ち上がったが、ゲートや出脚が速く、馬体の迫力も2歳馬離れしたモノが有る。芝でどうかは未知数だが、新馬が重馬場だったことから、時計が足りないということはない筈。

馬単
6=1 6=9 6=5

第28回プロキオンステークス(GⅢ)

先週のハンデ戦と違い、今回は別定戦。57sでも有り、タガノビューティーが最有力。今年に入っての実績はこのメンバーなら一枚上。差し一手でアテに出来ない部分も有るが、外枠も恵まれた。

先行するドンフランキーが対抗。タガのビューティーに限らず、人気どころに差しタイプが多く、ハナが切れそうなこの馬にとっては有利といえる組み合わせ。雨が強くなれば馬場もこの馬に味方しそう。

長打ならエルバリオ。これも差し一手で難しい部分は有るが、3走前の中京戦が不良馬場で前が残り易い馬場状態の中、1頭だけ違う脚で差し切る強い内容。テン乗りだが、中京巧者の鞍上に替わって一発狙える。

リメイクは走ってみないと分からないところ。実績だけをいえばタガノビューティーと遜色ないが、近況は1200mばかりを走っている点が気掛かり。追い込み一辺倒でもないが、先行するタイプでもなく、流れに乗れるかどうかが鍵に。

馬単
13=7 13=5 13=10

サマースプリントシリーズ第2戦 第59回CBC賞(GⅢ)

開幕週とはいえ、完全な良馬場は望めそうになく、不確定要素も有るが、人気でもマッドクールに期待する。重賞初挑戦だった前々走はデビュー以来、最高体重だったことも有り、最後のひと踏ん張りを欠いた。内目の馬場が悪かった前走中山戦が着差以上に強い内容。競られる形さえ回避出来れば。

ヨシノイースターが対抗。前走京都戦は大外ブン回しの競馬。不良馬場では有ったが、通ったコースの差はあまりに大き過ぎた。本来は有る程度、前目に付けられるタイプ。この枠を生かせるなら勝ち負け。

ディヴィナシオンが3番手。前走函館戦は直線に向いた段階で、勝ったキミワクイーンが隣に居て、決め手の差を見せ付けられたが、後方から外を早目に動いた分も響いたか。今回も外枠だが、中京の12頭立てなら悪材料とはならない。4勝中3勝を挙げている相性のいい鞍上でも有り、一発狙える。

穴中の穴が、タイセイアベニール。前走京都戦はヨシノイースター同様に大外ブン回し。休み明けだった上に58kgも初めてと、マトモな条件がひとつもなかった。ひと叩きして56kg、内枠と条件は好転。

馬単
8=1 8=11 8=2