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競馬予想 2024年3回中京

第78回朝日杯セントライト記念(GⅡ)

人気でもコスモキュランダに期待する。前走東京戦はスローで途中から動く展開。最初から前に居た馬には敵わなかったが、見せ場は造った。馬もそうだが、鞍上も中山向き。賞金面で不足はないが、条件的にはこれ以上ない舞台だけに、ここは確実に勝っておきたい。

対抗はエコロヴァルツ。折り合い面が課題だが、前走東京戦は大外から先行して、上手く息が入っていた様に見えた。敗因は逆にスロー過ぎて、4角で後続に来られてしまったと思える位。とはいえ、当時の鞍上はテン乗り。これで癖を掴んだ筈で、逃げ切りも一考。

タガノデュードが3番手。春の段階ではまだ馬が緩かったが、前走中京戦は大分馬体が締まって、完成されて来た様に見えた。前走中京戦はそれで落としただけに案外感も有るのだが、序盤に突かれたのは言い訳になる。エコロヴァルツとの兼ね合いは有るが、スムーズに運べば巻き返す。

アスクカムオンモアが押さえ。このメンバーでも馬自体は上位。前走東京戦は500万とはいえ、出脚が有って、道中は折り合いも付き、終いもしっかりと文句なしの内容。馬装通り、少し頭が高い走法だが、それだけに中山に替わる点も歓迎材料。

馬単
8=6 8=2 8=9

第42回関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ)

限定戦に矛先を変えて来たレガレイラ。牝馬らしい馬体の馬で、牡馬相手だと最後のワンパンチが足りなかった印象。前走東京戦はスローで展開も向かず、その中での5着は強い。枠は遠いが、今年は牝馬のレベルも高くないだけに、ここは何とかしたい一戦。ただ、雨は歓迎しないか。

クイーンズウォークは春に限定戦であと一歩の結果。2月の東京戦を勝った際は、期待馬の1頭だったが、トモが甘く、少なくとも世代最強ではなかった。トモの甘さから、急かされる競馬は得意ではなさそうで、中京2000mよりは元々の阪神1800mの方が良かった気もしないでもないが、レガレイラ以外には何とかしたいところ。

長打ならハワイアンティアレ。クラシックでは通用しなかったが、一息入れて明らかに馬が変わった。前走は500万、しかもマイルとはいえ、最後は抑える余裕。兎に角、強かった。2000mでも脚の使いどころひとつ。

ラピッドアイも面白い1頭。半年の休み明けとなるが、ミアネーロから0.2秒差。最後に甘くなった辺り、当時はパワー面で上と差が有った。休養は爪の問題とのことだが、無理せず鍛え直したことはいい方に出そう。各馬一緒だが、最低でも権利は欲しいところ。

馬単
15=2 15=13 15=8

サマースプリントシリーズ第6戦 第38回産経賞セントウルステークス(GⅡ)

単純に一番強いのはトウシンマカオ。色々恵まれない面も有る馬だが、1200mのGⅢ3勝の実績は光る。斤量面でもここは他馬と同斤の57kg。この外枠は痛いといえば痛いが、アサカラキングが有る程度、行ってくれる筈で、好位置に付けられれば。

展開上、似た様なことはママコチャにもいえる。今春の当地戦は馬場に泣いたことも有るが、それ以前に昨秋中山戦の激走が尾を引いて、デキ自体が戻っていなかった印象も。その点で春を一戦に止めたことはいい方に出そう。

モズメイメイはサマースプリントのチャンピオンが懸かる一戦。今夏は歩様の硬さがなくなり、立て直しに成功したのが大きい。ただ、勝たないとダメで、その点でも中山戦を捨てて、ここが勝負の腹積もりだろう。先週の台風で、内目の馬場は悪くなって来たが、この枠を生かせば。

押さえがピューロマジック。これも勝てばサマースプリントのチャンピオン。出脚の速さだけは折り紙付きだが、平坦の良馬場なら無条件で本命だが、中京で今の馬場状態だと決して楽ではなさそう。如何に序盤を上手く運べるかがポイントに。

馬単
17=18 17=1 17=13

第9回紫苑ステークス(GⅡ)

ホーエリートに期待。前々走で素質の一端を披露。行き振りにムラは有ったが、重心の低い走りは目に付いた。前走東京戦は早仕掛けがアダとなったが、それでもバタッとは止まっておらず、1秒差に踏ん張った。マクる形が出来るのも、このレースの傾向を考えると"もってこい"だ。

その中山戦で勝ったのがミアネーロ。ただ、春の段階では明らかに未完成で、東京戦でホーエリートに逆転を許したのも、その分が有っただろう。前述した様に、マクり合戦になり易いレースでは有るが、開幕週最内枠は有利。ひと夏を越しての成長が有れば。

穴っぽいのはバランスダンサー。レース内容だけ見ると、距離が怪しいのだが、スラッとした馬体でセンスのいい走りが出来るタイプ。前走東京戦は出遅れが響いたが、ゲート五分でハナなら逃げ切りも充分。

クリスマスパレードは距離に不安がない点が強み。下見だとテンションが高い面が有り、手が出し辛いのだが、実戦に行けば折り合いは付く。前走はダートで度外視、前々走は東京で上手く行かなかったが、2戦2勝の中山で見直す。

馬単
10=1 10=2 10=6